ウクライナ「安全の保証」で進展=フィンランド大統領
9月2日、フィンランドのストゥブ大統領は、ウクライナの安全の保証を巡り進展が見られると述べた。ハーグで6月25日、代表撮影(2025年 ロイター)
[ヘルシンキ 2日 ロイター] - フィンランドのストゥブ大統領は2日、ウクライナの安全の保証を巡り進展が見られると述べた。ただ、こうした措置を履行する前に、和平合意が成立する必要があるとの見解を示した。
ストゥブ氏は記者団に「基本的にこの保証の後ろ盾となる米国と、保証の取り決めについて調整する必要がある。われわれは国防トップらと、こうした作戦がどのようなものになるか、具体的な計画の策定に注力している」と発言。
「この件で進展があり、間もなく解決策が得られると期待している」と述べた。一方で、近い将来にウクライナとロシアの和平合意や停戦が実現するとは楽観していないと語った。
ストゥブ氏は8月、ワシントンで開催されたロシアとウクライナの和平の見通しを協議するトランプ米大統領、ゼレンスキー・ウクライナ大統領、欧州首脳の会合に出席した。
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