「パスポートサイズ」の需要はどこに? 折りたたみスマホの意外なメリット

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編集部 ( GIZMODO編集部 )
Photo:はらいさん

Appleからも出る?と噂の「パスポートサイズの折りたたみスマホ

実際に使ってみてわかった「パスポートサイズ」の便利さ、意外な乗り換え需要、そして一目惚れするほどのワクワク感。先駆者の「Galaxy Z Fold8」を通じて、折りたたみスマホの魅力を3つの視点から掘り下げます。

パスポートサイズってなにが便利?どう便利?

Photo:はらいさん

新たなカタチの折りたたみ式として登場したGalaxy Z Fold8。開いた状態では約7.6インチのメインディスプレイ、閉じた状態では約5.5インチのカバー画面にコンテンツの表示ができるようになっています。

さて、こちらのGalaxy Z Fold8、パスポートサイズの強みは一体どこにあるのでしょうか?

まずは、Webサイトの閲覧について。

短めのニュース記事の閲覧などであれば、端末を閉じたままのカバー画面で事足りそう。対して、写真やテキストがたくさん載っているサイトでは、メインディスプレイを活用すると快適。メインディスプレイの画面比率は4:3となっており、さながらミニタブレットのような感覚です。

横長動画などは、メインディスプレイ×横持ちがピッタリ。スマホでもダイナミックな動画体験を実現できるという点は、Galaxy Z Fold8の大きな強みでしょう。

Photo:はらいさん

SNSの縦スクロールなど相性がいまひとつなシーンもあるものの、「パスポート」or「パスポートを開いた」サイズでのコンテンツ視聴は、全体的にとても快適と言えそうです。

反面、キーボードが絡むシーンでは、やや使いにくさを感じる場面も。デフォルト状態では、画面の半分以上をキーボードが占めてしまい、画面サイズのメリットを活かしきれないケースも見られました。

とはいえ、こうした部分はキーボードアプリを工夫することで乗り越えられるかも。Appleの折りたたみスマホが登場するなら「キーボード問題」を、どのようにクリアするのかも気になるところです。

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折りたたみスマホの理想は横開きなのかも

Image: ADRIANO CONTRERAS / GIZMODO US

今年から、Samsung(サムスン)の折りたたみスマホGalaxy Z Foldシリーズに加わった、パスポートサイズのGalaxy Z Fold8。世界では、この新サイズをめぐる際立った兆候も生じているようです。

Gadgets 360は、今夏の売出し時点でのサムスンの折りたたみスマホに関する販売データを明かしています。データでは、これまで縦開きスマホ・Galaxy Z Flipシリーズを使っていたユーザーの間で、意外なトレンドが見られたとのこと。

というのも、Galaxy Z Flipシリーズユーザーの間で、Galaxy Z Foldシリーズへ乗り換えることにしたというユーザー数が、前年までの3倍に達する勢いになっているんです。画面アスペクト比が変わって、ワイドな横開きスタイルになったGalaxy Z Fold8に多くの支持が集まっていることがうかがえます。

HUAWEI Pura XImage: Huawei

HUAWEI(ファーウェイ)から、ブックスタイルに開く「Pura X」が登場していたり、Motorola(モトローラ)が横開きモデルの「motorola razr fold」を発売したり……。昨今の潮流を踏まえると、今後はパスポートサイズの横開きデザインにメーカーがシフトしていく可能性もあるかもしれません。

Appleの折りたたみスマホに期待が高まる現在ですが、横開きパスポートサイズを最適解とする折りたたみスマホユーザーが増えていく世界線も考えられますね。

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スマホのワクワク感が再燃。米Gizmodoのレビュー

Image: Adriano Contreras / GIZMODO US

コンテンツ視聴の強さをウリにしたGalaxy Z Fold8米Gizmodo編集部からは、絶賛の声が上がっています。ここでは、そんな米Gizmodo編集部のひとり、RAYMOND WONG記者の実機レビューを見てみましょう。

動画やゲーム、読書やSNSなどコンテンツに触れる上では「全スマホの中でもGalaxy Z Fold8がベスト」と感じたそう。その理由は、やはり7.6インチのメインディスプレイの快適さにあるようです。

その他ハードウェア面の強みも魅力。全モデルより軽量で開きやすい、バッテリーも長持ち、画面のシワ・ヨレも目立ちにくくなるなど、仕上がり面でもいいことだらけとのこと。

パスポートサイズのGalaxy Z Fold8では、カバー画面を片手で端まで抑えられる点も強みだといいます。ズボンのポケットにもしっかり入る点なども含め、昨今の巨大なスマホでは感じづらいメリットかもしれません。

Image: Adriano Contreras / GIZMODO US

ちなみにGalaxy Z Fold8は、Z Fold8 Ultra同様、半開きでテントのように置くことも可能。こうした折りたたみスマホは、スタンド機能も内包していると捉えられますね。

WONG記者は、Galaxy Z Fold8について、過去7年レビューしてきたどんな折りたたみスマホよりも本体を開く頻度が高くなったという体験に驚きを示していました。同氏いわく、閉じた状態よりも開いた状態で使うことの方が多い唯一の折りたたみスマホだったんだそう。

「パスポートサイズ」という大きさは、コンテンツの閲覧だけでなく、使う形態の傾向などにも影響を及ぼすのかもしれません。

一方、排熱面の課題やパンチホール・ステレオスピーカーの位置など気になる点もいくつかあったとのこと。とはいえ、WONG記者の触れてきた折りたたみスマホの中では圧倒的に1位。同氏は、Z Fold7、Z Fold8 Ultraよりも、Z Fold8が好みだと語っています。

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