広末涼子さん芸能活動を休止 「双極性感情障害」を公表、治療専念 病名公表の意図は

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 先月、高速道路で追突事故を起こした俳優の広末涼子さん(44)が、当面すべての芸能活動を休止すると公式サイトで明らかにしました。さらに、双極性感情障害を公表し、心身の回復に専念するということです。

■病名公表の意図は?

所属事務所 公式サイトから 「当面の間、広末はすべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたします」

 先月7日、静岡県掛川市で追突事故を起こした俳優の広末涼子さん。救急搬送された病院で看護師を暴行し、けがをさせた疑いで逮捕・送検されていました。

 先月16日、浜松西警察署から処分保留で釈放された後、都内の医療機関に入院。

 公式サイトで発表された病名は「双極性感情障害」と「甲状腺機能亢進(こうしん)症」でした。一体どのような病気なのでしょうか。

「躁(そう)状態と鬱状態が周期的くるのが一般的な躁鬱病」
精神科医 和田秀樹医師 「躁(そう)状態と鬱状態が周期的くるのが一般的な躁鬱病。双極性には錯乱状態みたいになる。それが終わると落ち込むのを繰り返す。双極性障害と呼ぶようになった」

 サービスエリアで「広末です」と見知らぬ人に話しかけ、事故の後も、走行車線に飛び出しそうになる姿が目撃されていました。

和田医師 「極端に気が大きくなった状態と考えていい。実際に行動に移すようだと双極性障害と考える」

 広末さんは今後も通院を続け、自宅療養するということです。事務所サイドは今回、デリケートであるはずの病名を公表しました。その意図はどこにあったのでしょうか。

所属事務所 公式サイト 「本人の不調や苦しみを『体調不良』といった言葉で済ませてしまっていたことを、今回の事案を通じて深く反省しております。今回の件につきまして、病気によるものとすることで責任を回避する意図は一切なく、警察の調査に引き続き誠実に対応してまいります」

(「グッド!モーニング」2025年5月3日放送分より)

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