角田裕毅「悪くない」FP1はリンドブラッドに譲り出遅れ…仕様違う2台で最適解探る、必要なのは?
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・角田裕毅はFP1を欠場し、FP2から走行を開始して15番手
・マシンの感触は悪くなく、決勝に向けた微調整に意欲
・冷静に自身の課題を見つめ、気温低下をチャンスと捉える姿勢
■角田裕毅、FP2から走行開始「クルマの感触は悪くない」
F1イギリスGPのフリー走行初日、角田裕毅はFP1をリザーブドライバーのアービッド・リンドブラッドに譲ったため、午後のFP2から走行を開始。1時間のセッションで25周を走り込み、15番手タイムを記録した。
レッドブル・レーシングがリンドブラッドを起用したのは、2025年から導入された「F1出走2戦以内の新人ドライバーをFP1に最低2回起用する」というルールを消化するためだ。各チームは年間で計4回(2台×2回)の新人起用が義務付けられている。
前戦オーストリアでは悔しい展開となったが、角田は「マシンの感触は悪くない」と手応えを語っており、週末の巻き返しを期している。
■角田裕毅(レッドブル)
FP1:ー FP2:15番手(1:26.980)
「クルマの感触は悪くありませんが、明日に向けてやるべきことはまだたくさんあります。ただ、シルバーストンは走っていて楽しいですし、先週末のように決勝以外では良い感触も得られていたので、あとは微調整ですね。
2台のクルマでいくつかの違いもあるので、それを比較しながら週末を通して最適な方向を見つけていきたいです。明日は気温が下がりそうなので、うまくいけば僕たちにプラスになるかもしれません。
今日は1回しか走れませんでしたが、自分のドライビングとセットアップの両方で改善できるポイントがいくつか見つかっています。あとはそれを最適化していくだけです。」
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