エヌビディアCEO、主力AI半導体の上位製品発表 今年後半に投入へ
ブラックウェル・ウルトラは処理性能がブラックウェルよりも向上し、より大規模なAIモデルを支えることが可能になる。
フアン氏は、エヌビディアの半導体に与えられた目的は(1)膨大なユーザーに対してAIシステムを的確に反応させる(2)これらの反応速度をできるだけ高める――ことだと説明し、同社製品だけが両方の目的を達成できると主張。「回答するまでの時間が長過ぎれば、顧客は二度と戻ってこない。ウェブの検索と同じだ」と語った。
またフアン氏は、ブラックウェルの後継となる次世代のAI半導体として「ベラ・ルービン」を2026年後半、「ファインマン」を2028年に投入する計画も示した。
さらにフアン氏は、ブラックウェル搭載の新型パソコン「DGXワークステーション」も披露し、デルやレノボ、HPといったメーカーが生産すると明らかにした。アップルのパソコン「Mac」シリーズ最上位機種に対抗する。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
Max A. Cherney is a correspondent for Reuters based in San Francisco, where he reports on the semiconductor industry and artificial intelligence. He joined Reuters in 2023 and has previously worked for Barron’s magazine and its sister publication, MarketWatch. Cherney graduated from Trent University with a degree in history.