2025夏アニメ「本命3作」 “覇権候補”との声もあがる「第2期」に期待高まる
2025年も春アニメが次々と最終回を迎え、余韻に浸る人も少なくありません。しかしそんな時間も束の間、7月からは早くも夏アニメの放送がスタートします。今期は話題の新作に加えて、ファン待望の第2クールや続編も多数そろっており、放送前から大きな注目を集めています。
2025年の夏アニメは、歴代の夏クール史上最も多くの作品が放送されます。新作は『タコピーの原罪』や『光が死んだ夏』、『薫る花は凛と咲く』などと盛りだくさんです。ただ続編アニメもそれに負けないラインナップがそろっており、「私の本命はこの作品」「これは覇権だろ」と放送前から期待を寄せられています。
●『ダンダダン』第2期
2024年秋に1期が放送され話題を呼んだアニメ『ダンダダン』(原作:龍幸伸)は、オカルトや超常現象などの要素が詰め込まれたバトルアクション作品です。
第1期では、女子高生の「モモ」こと「綾瀬桃(CV:若山詩音)」と、オカルトマニアの「オカルン」こと「高倉健(CV:花江夏樹)」が出会い、「セルポ星人」や「アクロバティックさらさら」などの敵と戦う様子が描かれました。
第1期の最終回は、「ジジ」こと「円城寺仁(CV:石川界人)」の家でオカルンとジジが大量のお札が貼られた異様な空間を発見する一方、温泉に入浴中のモモが謎の男たちに襲われ、そのまま沈められてしまうという衝撃的な展開で幕を閉じます。不穏なラストに「続きが待ちきれない」という声が多くあがっていました。
続く今回の第2期では、新たな敵「邪視(CV:田村睦心)」との激しい戦いが繰り広げられるとみられ、ネット上では、2期はどこまで描かれるのかと気になっている人も多いようです。
アニメ『ダンダダン』第2期は、TBS系28局にて7月3日より毎週木曜日の深夜24時26分から放送開始予定です。
●『怪獣8号』第2期
アニメ『怪獣8号』(原作:松本直也)は、人類を脅かす怪獣と、それに立ち向かう防衛隊の戦いを描いたSFアクション作品です。主人公「日比野カフカ(CV:福西勝也)」は、自らも「怪獣8号」へと変身する力を得て、仲間と人類を守るために奮闘します。
2024年春に放送された第1期では、カフカが怪獣の力を得るまでの経緯や、防衛隊への入隊、そして彼の正体が防衛隊本部にバレて拘束されるも処分が保留になるまでが描かれました。最終回では「怪獣9号(CV:吉野裕行)」が再び動き出す不穏なラストが話題を呼び、続編への期待が一気に高まりました。
第2期では、怪獣8号と怪獣9号の激戦が描かれる可能性も高く、特にコミックス9巻付近までのアニメ化を予想する声がネット上で多く見られます。
アニメ『怪獣8号』第2期は、テレビ東京系列にて7月19日より毎週土曜日23時から放送開始予定です。
●『SAKAMOTO DAYS』
伝説の殺し屋「坂本太郎(CV:杉田智和)」が平穏な生活を送ろうとするも、再び裏社会に巻き込まれていく様子を描いたバトルアニメ『SAKAMOTO DAYS』(原作:鈴木祐斗)は、2025年冬に第1クールが放送され人気を集めた作品です。
第1クールでは、坂本が所属していた殺し屋集団「ORDER」や謎の男「X(スラー/CV:浪川大輔)」が登場し、個性豊かな刺客との激しい戦いが展開されました。テンポの良いギャグとアクションの絶妙なバランスが高く評価され、特にスラーが送り込んだ新たな敵の登場で幕を閉じた最終話へは「続きを早く」などと、続編を待ち望む声であふれています。
先日公開された第2クールのメインPVでは、ORDER、坂本たち、スラー陣営による三つ巴の戦いが予告されており、前クールを上回るスケールの戦闘が期待できるでしょう。また、今後登場するユニークな刺客たちにも注目です。
アニメ『SAKAMOTO DAYS』第2クールは、テレビ東京系列ほかにて7月14日より毎週月曜日24時から放送開始予定です。
(LUIS FIELD)