【巨人】DeNAに大敗...3連勝逃し勝率5割 田中将大2回6失点の大炎上、救援陣も精彩欠き15安打9失点 打線は東に苦戦、8回0封許す

■プロ野球 巨人 1-9 DeNA (17日 東京ドーム) 巨人はDeNAに大敗で今季2度目の3連勝はならず。8勝8敗1分で勝率5割に逆戻りとなった。試合は中13日で先発登板の田中将大が2回6失点の大炎上で大量リードを許すと、2番手・横川も2失点するなど2試合連続完封負けのDeNA打線に15安打で9失点。一方の打線は相手先発・東の前に沈黙。8回を5安打無失点に抑えられると、9回にヘルナンデスの適時打で1点を返すも反撃遅く敗れた。 スタメンは1番ショート・泉口、2番キャッチャー・甲斐、3番セカンド・吉川、4番サード・岡本、5番ファースト・大城卓、6番センター・ヘルナンデス、7番レフト・若林、8番ライト・笹原、9番ピッチャー・田中将のオーダーを組んだ。 田中将は、中13日で本拠地では初登板。前回の3日・中日戦(バンテリンドーム)では5回5安打1失点(自責1)で23年8月26日・ソフトバンク(楽天モバイル)以来586日ぶりの白星で日米通算198勝目を挙げた。 初回はいきなり先頭の梶原にあわや先頭打者弾、右翼フェンス最上部直撃の二塁打を浴びると、三森にセカンドへの内野安打を浴び、3番・度会を迎えたところで三森に盗塁を許し無死二、三塁。度会は一直に打ち取るも、4番・牧に右前適時打、5番・佐野には右中間フェンス手前への犠飛を許し0-2と出鼻をくじかれる。 さらに2回は筒香を高めの直球で空振り三振に斬り1死も、林に中前安打、東に犠打を許し2死二塁。梶原には四球を与えると、三森に二遊間を破る適時打を浴び0-3。さらに度会には三遊間を破る適時打を許し0-4。なおも2死一、三塁で牧に右中間を破る2点適時打を打たれ0-6。 田中将はベンチで阿部監督に声をかけられると、3回からは横川が2番手でマウンドへ。田中将大は2回を投げ52球、7安打、1四球、1奪三振、6失点(自責6)で降板。 横川は先頭の山本を遊ゴロに打ち取るも、筒香に右翼席へ1号ソロを浴び今季初失点を喫した。 一方の打線は相手先発・東の前に苦戦。初回は1死から甲斐が四球を選ぶも後続が凡退。2回は2死走者なしから7番・若林が左前安打を放つも、8番・笹原が見逃し三振に倒れ、3回は三者凡退に終わる。 4回は3番・吉川からの好打順も、吉川が二ゴロ、岡本が左飛に倒れ2死。大城卓は中前安打を放ち出塁も、ヘルナンデスが3球三振に終わる。5回は8番・笹原の三遊間への鋭い打球はショート・林の好守に阻まれるなど下位打線が三者凡退。 横川は4回はライト・笹原のスライディングキャッチもあり三者凡退。しかし5回は先頭の牧に右翼フェンス直撃の二塁打を浴びると、1死から山本に右前適時打を許し0-8。横川は3回を投げ、38球、3安打、1死球、2奪三振、2失点で降板。 6回からはケラーが登板し三者凡退。7回は4番手で西舘が登板し、3打席連続安打の牧を左飛、5番・佐野を二ゴロ、6番・山本を見逃し三振に封じ三者凡退で流れをつくる。 5回まで2安打と抑え込まれてる打線は、6回は1番からの好打順も三者凡退。7回は岡本が左前安打を放ち、この試合初めて先頭打者が出塁。しかし大城卓の一直で戻ることができずダブルプレーで2死。ヘルナンデスは二ゴロに倒れ結果的に3人で攻撃終了。 8回は若林が内野安打、笹原が三遊間を破るプロ初安打を放ち無死一、二塁。2死となるも岸田の遊ゴロは相手の失策を誘い満塁から、代打・長野が送られるもフルカウントから空振り三振に終わる。 9回表は5番手で中川が登板。先頭の度会に内野安打を浴びると、1死から京田、山本に連打を許し1死満塁。それでも神里を空振り三振、林を遊ゴロに抑え2桁失点は回避。 9回は2番手・山崎に対し、1死から大城卓がセンターフェンス直撃の二塁打、ヘルナンデスにもライトへの適時二塁打が生まれ1-9。さらに代打・荒巻が四球でつなぎ一、二塁とするも、後続が倒れゲームセット。田中将が今季初黒星を喫した。

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