米AMD、第1四半期にデータセンター事業が減収へ 株価10%安
2024年第4・四半期のAIチップを含むデータセンター事業売上高は39億ドルと、コンセンサス予想の41億5000万ドルを下回った。
24年のAIチップ売上高は50億ドルを超えたという。
第4・四半期の1株当たり調整後利益は1.09ドルで、市場予想の1.08ドルを上回った。売上高は76億6000万ドルと、こちらも市場予想の75億3000万ドルを上回った。
AMDのリサ・スー最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会見で、第1・四半期のデータセンター事業売上高について、自社全体の売上高が減少すると見込まれるのと同様、前四半期比で約7%減少すると予測。AIチップに関する予測は避けたが、今後2年程度で「数百億ドル」の売上を見込んでいると述べた。
サミット・インサイトのアナリスト、キンガイ・チャン氏は「AMDのAI向け画像処理装置(GPU)はおそらく投資家の期待に応えていない。われわれはエヌビディアが性能と価値においてAMDに対して差を広げていると引き続き考えている」と語った。
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Max A. Cherney is a correspondent for Reuters based in San Francisco, where he reports on the semiconductor industry and artificial intelligence. He joined Reuters in 2023 and has previously worked for Barron’s magazine and its sister publication, MarketWatch. Cherney graduated from Trent University with a degree in history.