【巨人】投壊で勝率5割に逆戻り... 3位DeNAと0差に 9回増田大が痛恨牽制死 赤星1死も取れず降板 田中瑛2者連続被弾 浦田プロ初打点
■プロ野球 DeNA 9ー7 巨人 (14日 横浜スタジアム) 巨人はDeNAに敗戦。64勝64敗3分の勝率5割、3位・DeNAとのゲーム差がなくなった。試合は1回、先発の赤星が無死満塁のピンチを招いたところで降板。代わった平内は1点に抑える。2回に浦田のプロ初打点となる2点適時打などで一挙4得点。しかし4回、平内が4連打で2点を失い、さらに代わった石川は2点、ケラーも1点を失い4ー7と逆転を許す。5回にリチャードの10号ソロで1点返すも、6回には田中瑛が代打・度会、蝦名に2者連続弾を許しリードを4点に広げられる。8回にリチャードの犠飛、9回は内野ゴロの間に1点追加するも反撃及ばず。7ー9で敗戦した。 吉川を登録抹消、ドラ1ルーキー・石塚裕惺(19)が初の1軍昇格。 スタメンは1番レフト・丸、2番センター・キャベッジ、3番ショート・泉口、4番サード・岡本、5番キャッチャー・岸田、6番ライト・中山、7番ファースト・リチャード、8番セカンド・浦田、9番ピッチャー・赤星のオーダーを組んだ。浦田は5月6日・阪神戦(東京D)以来のスタメン起用。 1回、DeNA先発・藤浪に対し丸は遊ゴロ、キャベッジは見三振、泉口は一ゴロで三者凡退に終わる。 先発・赤星優志(26)今季22度目の登板、6勝9敗、防御率2.60。前回の8月24日・DeNA戦(東京ドーム)は5回6安打4失点(自責3)で負け投手、翌25日に登録抹消、自身4連敗中。DeNA戦は今季6度目、1勝2敗、防御率2.51。 1回、蝦名に右二塁打、桑原に死球、筒香に四球。赤星は0回0/3を12球、1被安打、2四死球で降板。代わった平内は無死満塁からオースティンの二ゴロ併殺間に先制を許す。2死三塁も佐野を一ゴロ。 2回、藤浪に対し岡本が中安、岸田は四球、無死一、二塁で中山は犠打失敗の捕ゴロ、1死一、二塁からリチャードが左二塁打で先制。1死二、三塁から浦田が右安で3ー1と逆転。平内は捕犠打、2死二塁から丸がフェンス直撃の中二塁打で4ー1、丸はこれが通算350二塁打目。キャベッジは投直。平内は松尾を遊ゴロ、石上を空三振、林を二ゴロで三者凡退に抑える。 3回、代わった佐々木に対し泉口が右越え二塁打も、岡本は空三振、岸田も空三振、中山は二飛で追加点ならず。平内は佐々木を左飛、蝦名に左安、桑原を一ゴロ併殺に抑える。 4回、佐々木に対しリチャードは中飛、浦田は二ゴロ、平内は見三振で三者凡退。平内は筒香を二ゴロ、オースティンに左中間二塁打、佐野に左安で2ー4、松尾に中安、1死一、二塁から石上に左二塁打で3ー4。1死二、三塁から代わった石川は林に中安で4ー4、代打・ビシエドに四球、蝦名に押し出し四球で4ー5、桑原を一邪飛。2死満塁から代わったケラーは筒香に右安で4ー7。オースティンに四球、佐野を左飛。 5回、代わった坂本に対し丸が左安、キャベッジに四球、無死一、二塁の好機に泉口は空三振、岡本は一飛、岸田は投ゴロで無得点に終わる。ケラーは松尾を中飛、石上を二飛、林を三ゴロで三者凡退に抑える。 6回、代わった宮城に対し中山は右飛、リチャードがバックスクリーンへ10号ソロを放ち5ー7、浦田は左飛、代打・岡田。代わった田中瑛は代打・度会に左翼ポール際へ5号ソロを許し5ー8、蝦名にも右中間席へ6号ソロを浴び5ー9、桑原を遊ゴロ、筒香に四球、オースティンを一邪飛、佐野を二ゴロ。 7回、代わった森原に対しキャベッジ、泉口、岡本と三者連続三振に倒れる。代わった泉は松尾に中安、石上を中飛、林を中飛、代打・加藤。 8回、代わったウィックに対し岸田が左安、中山が左二塁打、リチャードは中犠飛で6ー9。1死二塁も浦田は左飛、プロ初打席となった石塚は見三振で1点止まり。泉は蝦名を見三振、桑原を空三振、筒香を右飛で三者凡退に抑える。 9回、代わった伊勢に対し先頭の丸が中安、キャベッジが中二塁打、代打・大城卓の二ゴロの間に1点追加し7ー9。岡本が左安で繋ぐも、代走・増田大が牽制死。その後も無得点に終わり試合終了。