今度は120倍ズームも! カメラ進化にAIも注目の「Pixel 11」は日本向けに価格も手頃
グーグルは、Androidスマートフォンの新モデル「Pixel 11」シリーズを発表。すでに予約受付を開始しており、発売は8月20日(木)。SIMフリーのほか、MNO4社でも取り扱われる。なお、今回から一部量販店でSIMフリー版の販売も開始される。本記事では折りたたみ以外のPixel 11/11 Pro/11 Pro XLについて紹介する。 【もっと写真を見る】
標準モデルはカメラ強化も日本では実質値下げ!? 13万6800円~は日本市場重視の表われか まずはラインアップ。2024年のPixel 9で、6.3型の標準モデルに、Proモデルは6.3型と6.8型と、計3モデル構成になったが、これはPixel 10に続いて、Pixel 11でも継承。特徴的な楕円形のカメラバー部を含めて、デザイン面では大きな変更はない。 ただし標準モデル(Pixel 11)は要注目。Pixel 10から望遠レンズが付いて3眼になっているが、メインカメラのセンサーが大型化するなど強化されている。それでいて価格は13万6800円(256GBモデル)。前モデルのPixel 10は128GBモデルが12万8900円、256GBモデルが14万3900円だったので、部材高騰/円安進行の折に日本向けにはバーゲンとも言っていい価格。特に注目だろう。 ハイビスカスの赤をイメージした筐体色が魅力 カメラ部の出っ張りが減りながら、性能は強化の「Pixel 11」 それぞれの注目点を見ていこう。標準モデルのPixel 11は、カメラバー部の出っ張りを前モデルから40%低減。純正ケースをつけた場合にはほぼフラットになるなど、デザインの進化が特徴。サテン仕上げのメタルフレームとガラスの背面はこれまでと同様。 カラバリも鮮やかで特に赤が眩しいHibiscus、渋いグリーンのPistachioには注目。おなじみのFrostとObsidianも用意されている。 カメラバー部は出っ張りが減ったのに性能はアップ。メインカメラのセンサーサイズは、物足りなさがあった1/2型から1/1.56型にアップ。さらに超広角と光学5倍の望遠レンズを加えた3眼構成。超解像ズームは前モデルの最大20倍から、最大30倍に強化されている。この後に紹介するProモデルとの差はあるものの、これだけの性能があれば十分と考える人の方が多いだろう。メモリーは12GB、ストレージは256GBと512GB。 Pixel 11 Proはついに最大120倍の超解像ズーム カメラバー部のLED「HiLight」にも要注目 続いては、Pixel 11 Pro/11 Pro XL。両モデルはディスプレーのみ異なり、そのほかのスペックは共通。 外観面での最大の変化はカメラバー部の右端に用意された「HiLight」と呼ばれるLED(代わりに温度センサーは廃止)。通知や着信をやさしく光ることで知らせてくれるほか、Geminiに話しかけた場合は現在音声を聞き取っている状態か、考え中か、応答中か、状態に合わせて異なるパターンで点灯する。 こちらのカメラも進化。メインのセンサーが1/1.3型の5000万画素なのは従来と同じながら、望遠レンズのセンサーは1/2.51型→1/1.95型と大型化。AI生成と組み合わせて、遠くの被写体を微細に写し出す「超解像ズーム Pro」は従来の最大100倍から120倍へと強化された。 カラバリはCanyon、Olive、Fog、Obsidianの4色。Canyonが特に印象的だ。メモリーは256GBモデルのみ12GBと前モデルから減っており、512GB/1TBモデルは16GB。 続いては新CPU「Tensor G6」によって、もたらされる新機能。AIについては「Gemini Intelligence」の名称で、発売後も順次機能が追加されていく予定。 代表的なものでは「AI音声入力」が挙げられる。従来の音声入力は、基本的にはユーザーが話した内容を忠実にテキスト化するものだったので、ユーザー側は「えー」「あー」といったつなぎ言葉を入れず、文語を意識したかしこまった内容で話しかける必要があったが、AI音声入力はそれらを省き、ユーザーの意図に合わせたテキストに自動的にしてくれるというものだ。 このAI音声入力はGboardの機能として組み込まれているので、アプリを問わずに利用可能。なかなか利便性は高そうだ。 カメラの新機能では「マジックキャプチャー」がある。これは動画撮影中にGeminiが約400フレームを解析し、「これは!」という瞬間を判断して、写真として自動的に切り出してくれるというもの。シャッターボタンを押すことに必死になるあまりに、貴重な瞬間を見逃すことがなくなるわけだ。 最大25W対応のQi充電は前モデルでサポート 忘れ物タグがさらに便利になるUWB対応はProモデルのみ そのほか、詳しいスペックは下の表を見ていただきたいが、Qi 2.2による最大25W充電は全モデルで対応。オプションのPixelsnap充電器(1万1220円)との組み合わせで利用できる。11月発売予定の「Pixel Tag」(5010円)との組み合わせで、詳細な距離や方向まで測定できるUWB機能はProモデルのみの搭載となっている。 ■関連サイト Googleストア