実写版『SAKAMOTO DAYS』目黒蓮&上戸彩が初共演で夫婦役 坂本家キャスト発表
目黒蓮主演の実写映画『SAKAMOTO DAYS』の新キャストが11日に発表され、上戸彩が主人公・坂本太郎の妻・坂本葵を、子役の吉本実由が娘の坂本花役を務めることが明らかになった。目黒と初共演となる上戸は「以前からその繊細で誠実なお芝居が大好きでした。現場でも作品に真摯に向き合う姿勢が印象的で、ご一緒できたことをとても光栄に感じています」とコメントしている。
本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の鈴木祐斗による人気コミックを『銀魂』シリーズなどの福田雄一の監督・脚本で実写映画化。のどかな街で個人店「坂本商店」を営む元凄腕の殺し屋・坂本(目黒)が、愛する家族との平和な日常を守るため、次々と襲い来る刺客と戦うソリッドアクションストーリー。目黒のほか、高橋文哉が坂本太郎の相棒で他人の心を読むエスパー・朝倉シン役で出演する。
ADVERTISEMENT上戸が演じる葵は、坂本が一目ぼれし、殺し屋を引退させ、「人を殺さないこと」を家訓とする、家族の中心的存在。私生活では3児の母親でもある上戸が、坂本の妻にして一人娘の花の母親で、家族を何より大切にし、物怖じしない明るい性格の女性を演じる。
殺し屋たちのバトルが繰り広げられる本作だが、上戸は、坂本家のシーンについて「さまざまな手法で撮影された迫力あるシーンがたくさんある中で、坂本葵の登場シーンは、コメディ要素の中にも“家庭の温かさ”を感じられる場面が詰まっていると思います」とコメントを寄せている。
そして、坂本と葵の一人娘・花を演じるのは、モデル活動と並行してドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(2023/TBS)で深田恭子演じる主人公の幼少期役で俳優デビューし、今年はNHK土曜ドラマ「ひとりでしにたい」に綾瀬はるか演じる主人公の幼少期役を務めるなど、活躍の場を広げている吉本実由。母親の葵に似て明るくて優しい娘を演じる。
本作のアクション監督を務めるのは『シン・仮面ライダー』(2023)などの田渕景也。制作プロダクションは『キングダム』『ゴールデンカムイ』シリーズや『国宝』を手掛けたCREDEUS。上戸彩のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
ADVERTISEMENT上戸彩:坂本葵(さかもと・あおい)役
原作を読ませていただき、 一瞬で『SAKAMOTO DAYS』の世界観に引き込まれ、
ぜひ参加させていただきたいと思いました。
目黒蓮さんとの共演は今回が初めてでしたが、 以前からその繊細で誠実なお芝居が大好きでした。
現場でも作品に真摯に向き合う姿勢が印象的で、 ご一緒できたことをとても光栄に感じています。
さまざまな手法で撮影された 迫力あるシーンがたくさんある中で、 坂本葵の登場シーンは、 コメディ要素の中にも“家庭の温かさ”を感じられる場面が詰まっていると思います。 作品全体の中で
小さなアクセントになっていれば嬉しいです。
「SAKAMOTO DAYSをどうやって実写化するの?」 という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、
その答えをぜひ劇場で体感していただきたいです。私自身も完成を楽しみにしています。
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大泉洋主演、野木亜紀子脚本のテレビ朝日系・連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(毎週火曜よる9:00~9:54)に、ハリウッド制作ドラマ「SHOGUN 将軍」で遊女・菊役を演じた、俳優の向里祐香が出演することが11日、発表された。今夜放送の第4話から、新キャラクター・久条役を務める。(ネタバレあり。以下、第3話までの内容に触れています)
野木の完全オリジナル脚本で描かれる本作は、人生どん底のサラリーマン・文太(大泉)が、再就職した会社で“ちょっとだけ”エスパーになり、「人を愛してはいけない」という不可解なルールを課されながらも、仲間たちと世界を救うミッションに挑む“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”。
ADVERTISEMENT先週放送された第3話では、謎のカプセルによって、タッチで心の声が聞こえる系エスパーとなった文太(大泉)が、“花咲か系エスパー”の桜介(ディーン・フジオカ)、“レンチン系エスパー”の円寂(高畑淳子)、“アニマルお願い系エスパー”の半蔵(宇野祥平)と共に、「爆発から人々を救う」といういつになく物騒なミッションに挑戦。何とかミッションが成功したと思いきや、ラストシーンで、なんと文太の仮初の妻・四季(宮崎あおい※崎は「たつさき」)が風邪薬と間違えて、エスパー能力を開花・維持させる“Eカプセル”を飲んでしまう展開が描かれた。
そんななか、第4話から向里が演じる新キャラクター・久条は、エスパーなのか、文太たちにどう絡んでいくのかも含めて、すべてが謎に包まれたキャラクター。しかし、今後の展開において重要なカギを握る人物だといい、向里は本作への出演オファーについて「“野木さんの世界に自分も入れるんだ!”と思ったら、ここまで役者を続けてきてよかったなと、まるでご褒美をもらったような気持ちでした」とコメント。今後の展開について「ここからスケールも広がっていきます。『アベンジャーズ』かのように、みんなのアクション、戦闘シーンもあるかも…!? ぜひ楽しみにしていてください」と語っている。向里祐香のコメントと第4話のあらすじは以下の通り。
ADVERTISEMENT向里祐香(久条・役)コメント
ーー本作への出演オファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください
“野木さんの世界に自分も入れるんだ!”と思ったら、ここまで役者を続けてきてよかったなと、まるでご褒美をもらったような気持ちでした。でもその反面、身を引き締めて野木さんが綴る文字を全身で吸収し、いいパフォーマンスができるように頑張りたいなと思いました。
ーー謎多き人物・久条を演じるうえで何か意識していることや感じていることはありますか?
毎回どの役をやっても簡単だと思うことは全然なくて。役に向き合えば向き合うほど、難しいです。今回の久条でいうと、セリフにあまり聞きなじみのない単語がたくさん出てくるので、それが口に慣れるまでに時間が掛かるのが難しいところかな、と思います。 まだ詳しくお話できないんですが、久条は“自分の正義”が強い人で、何事にもクールに立ち回っていくタイプなんだろうなと思っています。私自身はクールとはかけ離れたすぐふざけちゃうタイプなので、ちょっとクールぶって演じています(笑)。
ADVERTISEMENTーー撮影現場の雰囲気はいかがですか?
たくさん笑わせていただいていて、本当に現場に行くのが楽しみです。そして不思議なことに、この作品に入ってから2日連続でまったく別の人に「向里さん、そんな表情してたっけ?」「表情のレパートリー増えてない?」「今の表情、何!?」って言われたんです。急に長年付き合っている2人からそんなことを言われてビックリしました。もしかしたら、現場で大泉さんの変幻自在の顔面というか表情筋を見ているから影響を受けているのかもしれないなと思いました(笑)。
ーー作品にちなみ、もしエスパーになれるとしたら、どんな能力が欲しいですか?
本当にアニマルお願い系エスパーの半蔵さんがうらやましくて! 私はネコを飼っているんですが、横になっていたりすると、おなかや背中に乗ってきて、そのまま寝ちゃうんですよ。どかすのがかわいそうで頑張るんですけど、ちょっとだけでもしゃべれたら「すみませんが足がしびれてきたので、ちょっとどいていただいてもいいでしょうか?」ってお願いできるのになぁと思いました(笑)。
ーー放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
今夜、謎の新キャラクター・久条が投入されます! ここからまたさらに、一気にいくつもの展開が繰り広げられて、スケール自体もどんどん広がっていきます。そして、まるで『アベンジャーズ』かのように、みんなのアクション、戦闘シーンがあるかも…!? ぜひ楽しみにしていてください。
ADVERTISEMENT「ちょっとだけエスパー」第4話あらすじ
文太(大泉洋)たちが飲んでいる、エスパーを発現させるための“Eカプセル”を、風邪薬と間違えて、四季(宮崎あおい)が飲んでしまったーー!? 四季がエスパーになってしまうのではないか、と気が気でない文太。なにか不思議なことが起こっていないか、それとなく確認していると、四季は「いつも誰かに見られている気がする」と言い始める。 文太らにミッションを課しているノナマーレ社長・兆(岡田将生)は、“得体の知れない未確認因子”の存在を感じ始める。 そんなある日、「たこっぴ」に招かれざる客がやってくる。「たこ焼き研究会」に所属する大学生・市松(北村匠海)だ。たこ焼き愛で四季と意気投合したという市松だが、なにやら仲良さげな様子を見て、ほのかな嫉妬心が芽生える文太。同時に、彼こそがストーカーなのではないかと疑い、半蔵(宇野祥平)と調査を開始する。 また、時を同じくして、桜介(ディーン・フジオカ)にも驚きのできごとが起こっていて…。 そんな中、文太はたまたま四季の誕生日を知ることに。偽りの夫婦とはいえ、なにかプレゼントをせねば、と焦りだす文太だが…? 愛してはいけないとしてもーー。 加速する 恋。
そして、ヒーローたちに忍び寄る不穏な“異変”の正体とは…!?
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12月3日・10日の2夜にわたって生放送される、相葉雅紀が司会を務める音楽の祭典「2025FNS歌謡祭」に出演する新たなアーティスト23組が発表され、俳優・モデルの本田響矢が今年4月期に放送されたドラマ「波うららかに、めおと日和」の主題歌「夢中」をBE:FIRSTと歌唱することが明らかになった。本田にとって同番組への出演、並びにテレビで歌唱するのは初となる。
「波うららかに、めおと日和」は、西香はちの同名漫画に基づき、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする新婚夫婦の日々を描いたラブコメ。主人公の江端なつ美を芳根京子が、その夫で帝国海軍に勤める江端瀧昌を本田響矢が演じ、先日開催された「東京ドラマアウォード2025」では作品賞・連続ドラマ部門優秀賞を受賞。主題歌「夢中」はBE:FIRSTがドラマのために書き下ろしたラブソングで、本田とBE:FIRSTのコラボレーションで披露される。
ADVERTISEMENT 上段左からASKA、=LOVE、Aぇ! group、ガチャピン・ムック、中段左からKis-My-Ft2、工藤静香、近藤真彦、THE ALFEE、下段左から中川晃教、浜崎あゆみ、宮野真守、LiSA、RIP SLYME新たに発表されたのは、timelesz、=LOVE、Aぇ! group 、SUPER BEAVER、RIP SLYME、WEST.、ガチャピン・ムック、Kis-My-Ft2、工藤静香、THE ALFEE、DISH//、中川晃教、新浜レオンら。
コラボ企画では、柴咲コウが自身出演のドラマ「オレンジデイズ」(2004年4月期/TBS系)の主題歌であるMr.Childrenの「Sign」を京本大我(SixTONES)と。ASKAが名曲「はじまりはいつも雨」を花村想太(Da-iCE)と。地球デビュー40周年のデーモン閣下(聖飢魔II)が氷川きよしとglobeの「DEPARTURES」を、近藤真彦がヒット曲「ギンギラギンにさりげなく」を宮野真守と、「ハイティーン・ブギ」を大野雄大(Da-iCE)と歌唱する。
ADVERTISEMENTLiSAは興行収入375億円を突破した映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の主題歌「残酷な夜に輝け」を、今年4月期に放送されたドラマ「続・続・最後から二番目の恋」の主題歌「mimosa」を担当した浜崎あゆみがスペシャルパフォーマンスを披露する。
12月3日は18時30分~23時18分、12月10日は18時30分~21時54分に放送。出演アーティストは下記の通り。(石川友里恵)
第1夜※★=追加アーティスト
★ASKA 生田絵梨花 ★=LOVE ★Aぇ! group ★ガチャピン・ムック ★Kis-My-Ft2 CUTIE STREET ★工藤静香 ★近藤真彦 THE RAMPAGE ★THE ALFEE Snow Man Da-iCE 超ときめき●(※ハート)宣伝部 TWS DOMOTO 徳永英明(※「徳」は旧字体、「英」は草冠の間に空きありが正式表記) TREASURE ★中川晃教 Number_i 乃木坂46 HANA ★浜崎あゆみ Perfume パペットスンスン 平手友梨奈 FRUITS ZIPPER Hey! Say! JUMP ★宮野真守 ★LiSA
★RIP SLYME
第2夜
IMP. aiko ILLIT ★WEST. CANDY TUNE King & Prince 櫻坂46 JO1 ★柴咲コウ feat. LITTLE (KICK THE CAN CREW) ★SUPER BEAVER Superfly SixTONES ★timelesz ★DISH// ★デーモン閣下(聖飢魔II) TOMORROW X TOGETHER ★新浜レオン NiziU ★BE:FIRST ★氷川きよし
★本田響矢
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世界累計発行部数1,000万部を突破し、TVアニメ化もされた、にいさとるによる大人気漫画の実写映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』(12月5日公開)より、水上恒司をはじめとする豪華キャストが演じる主要キャラクター9名の熱い想いや信念、仲間との関係性が凝縮された短尺本編映像が公開された。
【動画】水上恒司、BE:FIRST・JUNONら9キャラの名シーンを凝縮!『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』 短尺本編映像
ケンカだけが取り柄の孤独な主人公・桜遥は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるため、街の外からやってくる。しかし、彼が目にしたのは、街を守る存在となった正義の不良集団・防風鈴だった。桜は戸惑いながらも、仲間と共に街を守るための闘いに身を投じ、力の絶対信仰を掲げる最凶集団・獅子頭連との全面抗争へと進んでいく。
ADVERTISEMENT主演の桜遥を水上、桜を慕う楡井秋彦を木戸大聖が演じ、蘇枋隼飛役を綱啓永、杉下京太郎役をJUNON(BE:FIRST)、防風鈴の総代・梅宮一役を上杉柊平、四天王の一人・柊登馬役を中沢元紀が務める。桜たちを見守る喫茶店の店員・橘ことは役は八木莉可子。敵対する獅子頭連の頭取・兎耳山丁子は山下幸輝、副頭取・十亀条を濱尾ノリタカが演じている。
公開された映像は、主要キャラクターたちの名場面やセリフを切り出したものだ。映像では、孤高の存在だった桜が、楡井との出会いや、柊の「俺たちの喧嘩は守る喧嘩だ」という言葉などを通して、他人のために拳を振るうヒーローへと変わっていく姿が描かれている。さらに、桜のクラスメイトの蘇枋が涼しげに現れる様子や、杉下京太郎が入学早々桜と激突する迫力あるシーンも収録されている 。一方、獅子頭連は、頭取・兎耳山の無邪気さの裏にのぞく危うさや、副頭取・十亀の狂暴さの奥に滲む孤独と哀しみが描かれ、ただの敵では終わらない彼らの絆の物語にも期待が高まる。また、喫茶店の店員・ことはが、桜の大好物となるオムライスを作り、孤独だった桜を温かく見守る様子も収録されている。(加賀美光希)
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芳根京子と高橋海人(King & Prince)の初共演で、作家・君嶋彼方のデビュー作を実写映画化する『君の顔では泣けない』の“ファイナル予告”とビジュアルが公開された。(※高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記)。
本作は、2021年9月に発売された君嶋の同名デビュー小説の映画化作品。高校1年生の時、プールに一緒に落ちたことがきっかけで心と体が入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみ。入れ替わったことを秘密にして、いつか戻れると信じた二人は、そのまま高校卒業と進学、就職、結婚、親との別れなどを経験し、やがて15年の月日が流れる。
ADVERTISEMENTファイナル予告は、夜のプールを前にした陸(芳根)とまなみ(高橋)のバックショットから始まる。風が吹く音や虫の鳴き声にふたりの深呼吸が入り混じる意味深なカットの後、「15年前、俺たちの体は入れ替わった」「そして、今に至るまで一度も体は元に戻っていない」という陸の台詞。入れ替わりを秘密にしたまま歩んできた時間を振り返るように、15歳から30歳までの出来事が紡がれていく。
30歳になり、元に戻る方法がわかったかもしれないという状況で、大きく揺らいでいくふたりの感情。「今の俺たちが戻りたいって思うのって、身勝手なんじゃないかな」と漏らす陸に、「自分の本当の姿を取り戻すことのなにが悪いの?」と訴えるまなみ。お互いに本心をぶつけあう二人は、どんな未来を選ぶのか。“入れ替わりもの”のコミカルなイメージを覆す、切なく、そしてリアルな思いを映し出す。
新たなビジュアルには、「でも“僕”が生きるこの人生は」「本当は“君”のものだからー」と、陸(芳根)とまなみ(高橋)、それぞれ二つのビジュアルがひとつになって完成するコピーが添えられている。さらに、運命が変わる場所となるプールで笑顔を見せる二人の姿も。「入れ替わったのが水村で良かったと思った」「私も今、同じこと言おうと思ってた」というやり取りが、ふたりの15年に及ぶ、唯一無二の関係性を表現している。
ADVERTISEMENT高校生時代の陸とまなみを演じるのは、西川愛莉と武市尚士。また、中沢元紀、前原滉、林裕太がそれぞれ入れ替わるふたりに密接に関わるキーパーソンを演じ、大塚寧々、赤堀雅秋、片岡礼子、山中崇が陸とまなみの両親役として物語を支える。監督は『決戦は日曜日』(2022)、『金髪』(2025)の坂下雄一郎。
映画『君の顔では泣けない』は11月14日より全国公開
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高石あかり(高=はしごだか)が主演を務める連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)は、12日に第7週「オトキサン、ジョチュウ、OK?」第33回が放送。あらすじを紹介する。
ウメ(野内まる)が用事で離れ、早速ヘブン(トミー・バストウ)と2人きりになるトキ(高石)。ヘブンに手を引かれ、ラシャメンとしての役割が来たと固まってしまう。
ADVERTISEMENTその夜、帰宅したトキの前に銭太郎(前原瑞樹)が借金回収に現れる。急な来訪に困惑する家族を前に、トキは大金を支払い銭太郎を追い返す。その金額の多さに違和感を感じた家族は、トキが本当に花田旅館で働いているのか疑い始める。
朝ドラ113作目の「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘で、作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルのオリジナルストーリー。島根や熊本などを舞台に、急速に西洋化が進む明治日本の中で埋もれていった人々や、怪談を愛する夫婦の何気ない日々を描く。
脚本はNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(第30回橋田賞受賞)などのふじきみつ彦。ハンバート ハンバートの主題歌「笑ったり転んだり」がドラマを彩る。(清水一)
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第7週に突入した高石あかり(高=はしごだか)主演の連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)では、ヘブン(トミー・バストウ)が滞在した花田旅館の主人・花田平太(生瀬勝久)と妻・ツル(池谷のぶえ)の小気味好い演技がドラマに不思議なリズム、温かみを添えている。制作統括の橋爪國臣が、生瀬と池谷の起用理由、息の合った二人の演技について語った。
連続テレビ小説の第113作「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々をフィクションとして描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。
ADVERTISEMENT橋爪は生瀬と池谷の夫婦役について「生瀬さんものぶえさんも、以前ご一緒したことがあります。のぶえさんのお芝居が本当に大好きで、自分が携わる作品にチャンスがあれば出てもらいたいと、いつも考えていました。(池谷は)舞台を中心に活動する役者さんで、舞台のスケジュール上、出演が叶わないことが多いのですが、今回はスケジュールの調整がつき、出演いただけることになりました。生瀬さんもお忙しい中、スケジュールが合いました。この二人が一緒にやるときっと楽しいぞと思っていたので、出演が決まった時はすごく嬉しかったです」と起用時の心境を振り返る。
花田旅館については、「八雲が宿泊していた富田旅館の資料があり、参考にしています。富田旅館に寝る小泉八雲の写真まで残っています」と資料が多いため、ドラマ化する上で描きやすい舞台であったという。「富田旅館の女将さんに取材した資料も残っていますし、この旅館のご子孫である方にも、松江に行った際に当時の話を聞くことができ、当時の間取りなどもわかっていて、セットもそれを参考にして作りました」
11日放送の第32回では、ヘブンの元で女中として働くことになったトキ(高石)を心配し、平太とツルが同じく旅館で働き、女中の経験があるウメ(野内まる)をできるだけトキと一緒にいさせて、女中の仕事やヘブンの扱い方を彼女から学べば良いと提案する。このシーンでは、生瀬と池谷、トキのコミカルな芝居が作品に独特の和やかさ、温かみを生み出している。
ADVERTISEMENT生瀬や池谷のアドリブを思わせるような演技について、橋爪は「アドリブではなく、台本通りのシーン」と告白。「結構アドリブの芝居が多そうに見えると思いますが、そこまで多くありません。セリフ自体は台本通りです」と撮影の舞台裏を紹介する。
また橋爪は「生瀬さんも取材を受けた時におっしゃっていましたが、花田旅館は全体の中で一種の清涼剤のような存在。いろいろなことが起こる中、あそこだけは明るさが担保されています。そこはやっぱり見ていて楽しい方たちに演じてほしいと思っていましたし、コントのようにやるのではなく、“素でやっているけど楽しい”という感じにしたかった。生瀬さんものぶえさんも、それができます。この二人の会話のテンポなら、いつまでも聞いていられるような魅力があると思っています」と二人の演技の魅力についても語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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異色のバディがサンフランシスコを舞台に、 唐人街(チャイナタウン)の存続をかけて“切り裂きジャック”事件を痛快に解決していく、抱腹絶倒のミステリー『唐探 1900(原題)』が邦題『唐人街探偵 1900』として2026 年1月16日(金)より公開されることが決まった。あわせてポスタービジュアル、予告編、場面写真が公開された。
本作は、世界中の唐人街(チャイナタウン)を舞台に“迷”探偵コンビが難事件を解決していく大人気ミステリー・コメディー・シリーズの最新作。シリーズ3作目『唐人街探偵 東京MISSION』(21)では妻夫木聡、長澤まさみなど多数の日本人キャストが出演したことも話題になった本シリーズ。今回は1900年のサンフランシスコを舞台に、ワン・バオチャン演じる養父の復讐に燃える阿鬼(アグイ)と、リウ・ハオラン演じる探偵の秦福(チンフー)が連続殺人事件解決のため奔走する姿を、当時アメリカに移住した中国人たちにまつわる史実を交え痛快に描く。ジョン・キューザック、チョウ・ユンファなど豪華ベテラン俳優たちも参加し、中国公開時の興行収入は約700億円を記録する大ヒットとなった。
ADVERTISEMENT1900年、清朝の高官・費洋古(フェイ・ヤングー)は政治組織「興中会」の孫文を捕らえるためアメリカ・サンフランシスコにやって来る。同じ頃、米下院議員グラントの娘アリスが、チャイナタウンで殺害される事件が起こる。さらにネイティブ・アメリカンの老人が殺され、その容疑が「チャイナタウン協盛堂」のボスである白軒齢(バイ・シュエンリン)の息子・白振邦(バイ・ジェンバン)にかけられる。一方グラント議員は中国人を毛嫌いしており、中国人を排斥する法案を推進しようとしていた。白軒齢は息子を守り、中国人が迫害を受けるのを防ぐべく、探偵に調査を依頼することに。雇われた秦福(チンフー)は、殺されたネイティブ・アメリカンの養子であり、復讐に燃える阿鬼(アグイ)と共に真相を追究し始める。
リウ・ハオランはチェン・カイコー監督の『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』(17)やアンソニー・チェン監督の『国境ナイトクルージング』(23)をはじめ、「琅邪榜(ろうやぼう)~風雲来る長林軍~」(17)など数々のTV ドラマに出演し日本でも数多くのファンを魅了する若手俳優。ワン・バオチャンは『ロスト・イン・タイランド』(12)、『アイスマン』(14)などに出演したほか、ジャ・ジャンクー監督作『罪の手ざわり』(13)などで幅広い演技を見せている。また 2023 東京・中国映画週間にて上映された『ネバーギブアップ』(23)では監督デビューを果たしている。そんな2人が異色のバディを組み、難事件を痛快に解決していく。
映画『唐人街探偵 1900』は2026年1月16日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
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DC映画『スーパーマン』のジミー・オルセン(スカイラー・ギソンド)をメインに据えた新ドラマの企画を、DCスタジオと HBO Max が進めている。犯罪ドキュメンタリー風のコメディードラマ「アメリカを荒らす者たち」のクリエイターであるトニー・ヤセンダとダン・ペローが脚本、製作総指揮、ショーランナー(制作総責任者)を務めることになったとDeadlineなどが報じた。
ジミー・オルセンは、クラーク・ケント(デヴィッド・コレンスウェット)と共に大手メディア「デイリー・プラネット」で働くフォトグラファーで、なぜか女性にモテまくっている人物。新ドラマのタイトルは「DCクライム(原題) / DC Crime」で、そんなジミーが司会を務める犯罪ドキュメンタリー番組という体で制作され、シーズン1はフラッシュの宿敵でもあるDCの悪役ゴリラ・グロッドを中心に展開していくという。
製作総指揮にはDCスタジオの共同CEOであるジェームズ・ガン監督とピーター・サフランも名を連ねている。配信時期などは未発表。(編集部・市川遥)
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サンダンス映画祭でのワールドプレミア上映で大反響を呼び、気鋭の映画会社NEONが争奪戦の末に米国配給権を獲得したホラー映画『トゥギャザー』(2026年2月6日公開)より、新たなビジュアルが公開された。
『パラサイト 半地下の家族』などカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作の北米配給権を6年連続で獲得した気鋭の配給会社NEONが、全米大ヒットを記録したホラー映画『ロングレッグス』に続いて着目した本作。レビューサイト「ロッテントマト」では批評家スコア90%(2025年10月現在)の高評価を得ており、米レビューサイトでも興奮の声が相次いでいる。
ADVERTISEMENT長年連れ添ってきたミュージシャン志望のティムと小学校教師のミリーは、住み慣れた都会を離れ、田舎の一軒家に移り住む。ところが森で道に迷い、不気味な地下洞窟で一夜を過ごした直後から、ふたりの穏やかな日常が暗転する。ティムは突然意識が混濁し、身体が勝手に暴走する奇妙な症状に悩まされ、気持ちがすれ違いがちだったミリーとの関係が危うく揺らぎ出す。やがて、その異変はミリーの身にも……。
恐怖映画のサブジャンルであるボディ・ホラーの「身体の突然変異」と恋愛の「共依存」を融合させ、倦怠期に差しかかったカップルがたどる想像を絶する運命を映し出す。超自然的な身体の変異現象に見舞われた男女がシュールで皮肉な極限状況に陥ってしまう姿を描く映像世界は、予想のはるか上を行くスリルとサプライズ、ブラックユーモアが満載だ。
恋愛の深層心理をリアルに追求し、観客を「キモイけど笑える」「イタイのに目が離せない」と唯一無二の映画体験に引きずり込む本作を手がけたのは、NEONが本作で異例の大型契約を結び、すでに A24 製作の次回作が決定している、オーストラリア出身の新人監督マイケル・シャンクス。
旧ビジュアル - (C) 2025 Project Foxtrot, LLC先日、日本公開決定のニュースとともに解禁されたビジュアルは、瞬く間に話題をさらった“二つの目玉”。ボディ・ホラーと恋愛ドラマを掛け合わせた大胆で奇抜なジャンル・ミックスが魅力の作品で、異様なほど強く惹かれ合うカップルの姿を超至近距離の目玉で表現したデザイン。公開直後からインパクトあるデザインは、SNS を中心に話題を集めた。劇場掲示用のバナーをこの目玉デザインで制作しようとしていたが、あまりのインパクトに各劇場側から「怖すぎる」「勘弁してください、子どもが泣きます」「幅広い年代のお客さんの目につく場所では飾れない」という声が届き、結果、劇場掲示は見送りに。しかしこの結果を受け、直ちに“劇場バナー用”は別バージョンのビジュアルで作られることになった。
新たに作られた“劇場用”ティザービジュアルは、主人公のティムとミリーが強く惹かれ合い離れられない関係であることを示唆したもの。目玉ではなく、ふたりの唇がくっついており、ロマンチックとも恐怖ともとれるデザインになっている。
映画『トゥギャザー』は2026年2月6日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかで公開。
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俳優の浜辺美波とSnow Man の目黒蓮がダブル主演を務める映画『ほどなく、お別れです』(2026年2月6日公開)に、新キャストとして鈴木浩介、永作博美、夏木マリが出演することが発表された。
【画像】鈴木浩介、永作博美、夏木マリ『ほどなく、お別れです』新キャスト
就職活動に全敗し途方に暮れる中、とあるきっかけで葬儀会社にインターンとして就職した美空。彼女には“亡くなった人の声を聴くことができる”という特殊な力があり、その秘密に気づいた葬祭プランナーの漆原礼二に導かれ、葬祭プランナーの道を志す。美空と漆原は、残された遺族だけでなく故人も納得できる「最高の葬儀」を目指し、様々な家族の喪失と向き合っていく。原作は、現在累計40万部を突破している長月天音の小説。監督は『アオハライド』や『今夜、世界からこの恋が消えても』の三木孝浩が務める。主人公・美空を浜辺が、美空を指導する漆原を目黒が演じるほか、森田望智、光石研、志田未来、渡邊圭祐、野波麻帆、原田泰造、西垣匠、久保史緒里、古川琴音、北村匠海らが出演している。
ADVERTISEMENT新たに発表されたのは、美空の家族・清水家のキャストだ。彼らは葬祭プランナーの道を選んだ美空を温かく見守る一方、「封印された“ある過去”」により、それぞれが喪失感を抱える複雑な役どころ。父・清水佑司役の鈴木は、脚本を読んで「涙が止まらなくて、“これは大変な撮影になりそうだな”と感じた」と、役の繊細さに言及した。母・清水美波役の永作は、難役への挑戦を語りつつ、本作が「悲しいだけでなく、前向きな気持ちで受け止められる作品」だとコメント。美空の良き理解者である祖母・清水花子役の夏木は、美空の背中を押す「粋なおばあちゃん」を演じる。夏木も脚本に涙したことを明かし、「“死”という重いテーマと同時に、“生きること”をしっかり見つめる物語」だと語っている。鈴木、永作、夏木のコメント全文は以下の通り。(加賀美光希)
清水佑司役/鈴木浩介
映画に出演する機会はあまり多くないので、お話をいただいたときは嬉しかったです。脚本を読んだときは涙が止まらなくて、「これは大変な撮影になりそうだな……」と感じましたが、じっくり丁寧に演じることができ、充実した撮影期間を過ごすことができました。清水家は、過去に起きたある出来事がきっかけで、少し関係がぎくしゃくしている家族。その複雑さを大切に演じたいと思いました。 三木監督の作品は今回が初めてでしたが、とても穏やかで、俳優の芝居をじっと見守ってくださる方。そのうえで、「こうあってほしい」という明確な演出があり、安心してついていくことができました。また、永作さんともご一緒できて楽しかったです。演じられると脚本の内容がリアルになるというか、どんどん引き込まれてドキュメンタリーみたいになる、本当に素敵な先輩です。
この作品には、様々な家族のお別れの形が描かれており、観てくださる方それぞれに、きっと共感できるポイントがあると思います。ぜひ、楽しんでいただけたら嬉しいです。
清水美波役/永作博美
脚本を読んだとき、率直に「難しそうな役だな」と思いました。でも同時に、たくさんの人の心の機微が描かれていて、観る人の心を動かす作品になるだろうと感じました。「こうやって日々を生きる人もいるのか」と共感してもらえるように、美波の心情の揺れを丁寧に表現することを意識して演じました。それから、役名が“美波”なので、「(浜辺)美波ちゃんと間違えられちゃうんじゃないかな」……いや、すみません(笑)。現場で混乱するんじゃないかなって余計な心配もしました(笑)。 作中では、人が亡くなってしまったり、悲しい表情をしていたりと、切ない場面も多いのですが、人が亡くなるという現実と、それをどう受け止めていくのか──観終わったあとには、きっと前を向いて歩いていこうと思えるような作品になると思います。誰にでも必ず訪れるその瞬間について、少し立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。決して悲しいだけでなく、前向きな気持ちで受け止められる作品だと思うので、ぜひご覧ください。
清水花子役/夏木マリ
私は役をいただいた際に、そのキャラクターの“履歴書”を作るのが楽しみなのですが、花子は亥年で、過去に芸者をしていたこともあり、芸事に猪突猛進なタイプの人だなと。“粋なおばあちゃん”としての花子の姿が、画面の中でしっかり表現できていればいいなと思い演じました。 脚本を読んだとき、いい話だなと、思わず泣いてしまいました。誰もがいつか向き合わなければならない“死”というテーマを、今このタイミングで映画として描くことは、とても意味のあることだと思います。私自身も最近はお葬式に出席する機会が増え、そうしたことを考える年齢になってきたと感じていたので……。若くして亡くなる方もいらっしゃいますが、この作品では、そうした“別れ”にどう向き合い、残された人たちがどう生きていくかが丁寧に描かれていて、本当に素敵な作品だと思いました。
本作は、“死”という重いテーマと同時に、“生きること”をしっかり見つめる物語でもあります。生きている間に何をすべきか、どう人と関わっていくか──そうした問いかけや、登場する様々な家族の姿がこの作品の見どころです。一つ、一つの家族から、きっと色々な感情を感じ取っていただけると思います。
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俳優の仲代達矢さん(92)が死去したことが11日、明らかになった。
仲代さんは1932年、東京生まれ。仲代さんは、俳優座付属養成所に4期生として入所。千田是也に師事し、「ハムレット」「四谷怪談」など多数の舞台に出演。映画では『用心棒』『影武者』『乱』『天国と地獄』などの黒澤明監督作品や、『人間の條件』『切腹』などで知られ、小林正樹監督、成瀬巳喜男、岡本喜八、市川崑、五社英雄ら名だたる監督たちの作品に出演。「どん底」「リチャード三世」「ドライビング・ミス・デイジー」などの舞台で、芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞など数々の賞を受賞。2007年文化功労者。勲四等旭日小綬章、川喜多賞、朝日賞など多数の賞に輝き、2015年に文化勲章受章、2024年名誉都民に選出された。
ADVERTISEMENT仲代さんは1975年に俳優を育成する私塾「無名塾」を、亡き妻・宮崎恭子さんと共に設立。「無名塾」が石川県能登地方で活動を始めてから今年で40周年を迎え、9月27日に石川県七尾市の能登演劇堂で行われた記念イベントに登壇した。
2017年には、84歳で主演を務めた映画『海辺のリア』が話題に。近年は司馬遼太郎の時代小説を小泉堯史監督が映画化した映画『峠 最後のサムライ』(2019)に出演、1961年に起きた「名張毒ぶどう酒事件」を題材にしたドキュメンタリー映画『いもうとの時間』でナレーションを務めた。(編集部・石井百合子)
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11月7日から11月9日までの週末映画動員ランキングが、11月11日に興行通信社より発表され、『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が初登場で1位に輝いた。そのほか2本の新作がTOP10にランクインした。
【画像】『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』場面写真
『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』は、アニメシリーズ『呪術廻戦』から、「渋谷事変」の特別編集版と「死滅回游」の第1・2話で構成された劇場版。渋谷を舞台に繰り広げられる呪詛師や呪霊と呪術師たちの呪い合い、さらには全国10の結界(コロニー)が魔窟と化す中、虎杖悠仁と乙骨憂太が対峙する。初日から3日間で動員41万7,700人、興収6億4,000万円をあげトップとなった。
ADVERTISEMENT初登場3位は、銀河の狩人プレデターを初めて主人公として描く『プレデター』シリーズの新章『プレデター:バッドランド』。一族のおきてを破り宇宙一危険な惑星“バッドランド”に追放された若きプレデターが、そこで出会ったアンドロイドの少女とバディを組み極限のサバイバルを繰り広げる。初日から3日間で動員16万1,600人、興収2億5,700万円をあげている。
新作で10位にランクインした『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』は、人間がもたらした環境破壊により住む場所を奪われた黒猫の妖精・シャオヘイの冒険を描く中国発アニメの第2弾。日本語吹替版は、花澤香菜、宮野真守などが参加している。
2位には、前週と同じく『爆弾』が入り、週末3日間の成績は動員19万9,900人、興収2億9,400万円となった。累計成績は動員が71万人を超え、興収が10億円に迫っている。7週連続1位をキープしていた劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は今週4位にランクダウンしたが、累計成績は動員543万人、興収83億円を突破し、大ヒット上映中だ。
今週末は、堺雅人主演、井川遥の共演で朝倉かすみの小説を実写映画化する『平場の月』や、舘ひろし主演で年齢差がある二人の男性の長年にわたる友情を描く『港のひかり』、芳根京子と高橋海人(King & Prince)が共演し、心と体が入れ替わったまま15年間過ごしている男女の姿を描く『君の顔では泣けない』などが公開される。(加賀美光希)
ADVERTISEMENT2025年11月7日~11月9日の全国映画動員ランキングトップ10
1(NEW)『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』 2(2)『爆弾』 3(NEW)『プレデター:バッドランド』 4(1)劇場版『チェンソーマン レゼ篇』
5(8)『もののけ姫』4Kデジタルリマスター
6(6)『秒速5センチメートル』 7(4)『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』 8(3)『てっぺんの向こうにあなたがいる』 9(5)『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』 10(NEW)『羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来』※()内は先週の順位/興行通信社調べ
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ディズニー・アニメーション映画『ズートピア2』(12月5日公開)の日本版声優第二弾として、水樹奈々、内田雄馬、斉藤壮馬、野沢雅子らの参加が発表された。
【画像】 ジュディ&ニックがズートピア最大の謎に迫る!『ズートピア2』フォトギャラリー
『ズートピア』(2016)は、動物たちが人間のように暮らす文明社会“ズートピア”が舞台。常に前向きなウサギの新米警官ジュディと、皮肉屋だが頼れるキツネの詐欺師ニックが、街を揺るがす事件に挑む物語だ。続編となる本作では、警察官となったニックとジュディが正式なバディとして新たな事件に挑む。ある日、哺乳類しかいないはずのズートピアに100年ぶりにヘビのゲイリーが現れ、これをきっかけに、ズートピア誕生の裏に隠された驚くべき秘密が明らかとなっていく。ジュディ役の上戸彩、ニック役の森川智之をはじめ、三宅健太、高橋茂雄(サバンナ)、Dream Ami、山路和弘ら人気キャラクターの声優は続投となる。すでに発表されている下野紘、山田涼介 (Hey! Say! JUMP)、高嶋政宏 (※高=はしごだか)、柄本明、梅沢富美男ら第一弾キャストに続き、今回の第二弾キャストの参加により、声優陣の豪華さが一層増した。
ADVERTISEMENT発表された新キャストでは、声優・歌手として活躍する水樹がジュディとニックのカウンセラー・Dr.ファズビー役に決定。水樹は「大好きで観ていたズートピアの続編に、まさかお声掛けいただけるなんて! 嬉しくて胸が踊りました!」と喜びを語った。また、ジュディのおばあちゃん役で、「ドラゴンボール」の孫悟空役でおなじみのベテラン声優・野沢が参加する。さらに、神出鬼没なシマウマ警官のバディ、ゼブロ・ゼブラクストンの声を内田が、ゼブロ・ゼブロウスキーの声を斉藤が務める。
さらに、第一弾で山田が担当することが明かされていたオオヤマネコ・パウバートの家族役の声優も発表された。兄で野心家の長男・キャトリック・リンクスリー役を俳優の小松和重が、姉で毒舌な長女・キティ・リンクスリー役を女優の猫背椿が担当する。そのほか、草花を食べ過ぎては咳き込むヤギの登山客、ベルトルト・フーフシュメルツの声を駒田一、その相棒でヨーデルを歌うのが好きなユルゲン・ツィーゲンケーゼの声を佐藤隆紀が演じる。(加賀美光希)
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12月5日(金)から12月7日(日)まで、千葉・幕張メッセで開催される「東京コミックコンベンション 2025」(以下、「東京コミコン 2025」)の最後のセレブゲストとして、今年大ヒットした香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』より、ルイス・クー、トニー・ウー、ジャーマン・チョンの来日が発表された。12月5日(金)・6日(土)の2日間来場し、当日は会場で写真撮影会等も予定されている(撮影会のチケット販売の詳細については後日発表)。
【画像】激アツ!『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』キャストが来日!
香港映画界の期待を一身に背負い公開された本作は、第43回香港電影金像奨で作品賞をはじめとする9部門で受賞。さらに、第97回アカデミー賞国際長編映画賞の香港代表作品に選ばれたほか、第77回カンヌ国際映画祭での初上映など、国際的にも高い評価を得ている。日本でも興行収入5億円を超える異例の大ヒットを記録した。
ADVERTISEMENT香港映画界を代表する俳優であるルイス・クーは、俳優業の傍ら、映画制作・配給会社 One Cool Group の創業者としてプロデューサー業にも精力的に取り組む多才な人物。1994年に映画デビューし、1999年の『センチュリー・オブ・ザ・ドラゴン』では、香港を代表するトップスター、アンディ・ラウと共演。これを契機に映画俳優としての地位を確立した。以降、ジャンルを問わず幅広い作品に出演し、その確かな演技力で高い評価を獲得。主演とエグゼクティブ・プロデューサーを兼任したSF大作『未来戦記』(2022)は公開当時、香港で中国語映画として歴代興行収入記録を更新する大ヒットとなった。さらに、今年日本でも大ヒットした映画『トワイライト・ウォリアーズ』では、九龍城砦の秩序を守るマフィアのボス、龍捲風(ロンギュンフォン)を熱演。その圧倒的な存在感と重厚な演技で映画ファンを魅了している。
同じく香港の俳優トニー・ウーは、デビュー作『最初の半歩』(2016)で第36回香港電影金像奨・最優秀新人賞を受賞し、ジャーマン・チョンと同じく『レイジング・ファイア』(2021)にも出演した注目の新鋭。『トワイライト・ウォリアーズ』では、お調子者でムードメーカーの十二少(サップイーシウ)を演じ、映画を盛り上げるとともに、さらなる人気を獲得した。
ADVERTISEMENT香港の俳優/アクションディレクターであるジャーマン・チョンは、情に厚く筋骨隆々な仮面の青年・四仔(セイジャイ)こと“AV”を演じ日本でも注目される存在に。身体能力を活かしたダイナミックなアクションと繊細な人間味を併せ持つ演技で高い評価を受け、香港アクション映画界の新鋭として頭角を現している。近年は、ドニー・イェン主演作『レイジング・ファイア』(2021)や『プロセキューター』(2024)など話題作に続けて出演。さらに2023年にはアクション俳優やスタントマンの養成を行う団体「SWACK」を立ち上げ、次世代のアクション人材育成にも尽力。香港映画の未来を支える実力派として、今後のさらなる活躍が期待されている。
開催に向けて公式サイトでは最新情報が順次アップデートされる予定。
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黒澤明監督の『用心棒』『影武者』、小林正樹監督の『人間の條件』『切腹』などに出演した俳優・仲代達矢さん(92)が、8日に亡くなったことが、仲代さんが設立した私塾「無名塾」の公式サイトで発表された。
公式サイトでは「11月8日 土曜日00時25分、俳優の仲代達矢が、永眠いたしました」と報告。「今年には 能登半島地震復興公演『肝っ玉おっ母と子どもたち』で主演を務め切り、次回公演に向けた稽古を始めていたところでした」と振り返り「黒澤明監督や小林正樹監督の作品で世界的にも知られ、役者にこだわり、生涯現役を貫いた唯一無二の俳優でした」と故人をしのんだ。
ADVERTISEMENTまた、通夜・告別式は近親者のみで行い、お別れの会などの予定もないと報告。「供物・お香典等一切ご辞退させていただきます。今日まで応援くださいましたことに心より御礼申し上げます」としている。
仲代さんは1932年、東京生まれ。俳優座付属養成所に4期生として入所。千田是也に師事し、「ハムレット」「四谷怪談」など多数の舞台に出演。映画では『用心棒』『影武者』『乱』『天国と地獄』などの黒澤明監督作品や、『人間の條件』『切腹』などで知られ、小林正樹監督、成瀬巳喜男、岡本喜八、市川崑、五社英雄ら名だたる監督たちの作品に出演した。
1975年に、亡き妻・宮崎恭子さんと共に俳優を育成する私塾「無名塾」を設立。また数々の舞台活動で、芸術選奨文部大臣賞、毎日芸術賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞など数々の賞を受賞。2007年文化功労者。勲四等旭日小綬章、川喜多賞、朝日賞など多数の賞に輝き、2015年に文化勲章受章、2024年名誉都民に選出された。
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2005年にヒューゴ・ウィービング&ナタリー・ポートマン共演で映画化もされたグラフィックノベル「V フォー・ヴェンデッタ」が、テレビシリーズ化されるという。HBOが企画中だとVarietyが報じた。
【画像】美しすぎる…『V フォー・ヴェンデッタ』でのナタリー・ポートマン
DCスタジオの共同CEOであるジェームズ・ガン監督とピーター・サフランが製作総指揮を務め、脚本はイギリスのドラマ「サムウェア・ボーイ(原題) / Somewhere Boy」のピート・ジャクソンが執筆する。
「V フォー・ヴェンデッタ」は、ファシズム国家と化した近未来のイギリスを舞台に、仮面をつけた無政府主義者のVが若い女性イヴィーの助けを得て、政府転覆を企てるさまを描いた作品。HBOで放送されたDCスタジオのドラマには批評的にも成功を収めたコリン・ファレル主演作「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」があるほか、今後はグリーン・ランタンのハル・ジョーダンとジョン・スチュワートを主人公にした「ランタンズ(原題) / Lanterns」も控えている。(編集部・市川遥)
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吉田修一の小説を吉沢亮主演、横浜流星共演で李相日監督が映画化した『国宝』が、歴史的な大ヒットを記録している。この大ヒットへの感謝を込め、この度、初の入場者プレゼントの配布と、豪華キャスト・スタッフによる副音声ガイド上映の実施が決定した。
『国宝』は、11月10日までの公開158日間で、観客動員数1,207万人、興行収入170億円を突破。この成績は、邦画実写としては22年ぶりに100億円を突破し、歴代興行収入ランキング(邦画実写)では『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』に次ぐ第2位を記録している。さらに本作は、第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表に決定したほか、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭など海外の映画祭にも出品され、2026年には北米公開も決定している。
ADVERTISEMENT感謝を込めた初の入場者プレゼントは、「特大ヒット御礼入場者プレゼント 特製ビジュアルステッカー」だ。スマホサイズのステッカーは、喜久雄(吉沢)の美しく魂を揺さぶるビジュアルと、喜久雄と俊介(横浜)の妖艶で力強い女形の姿が描かれたポスタービジュアルの2種類がランダムで配布される。配布は今週末の11月15日より、全国の上映館で開始され、なくなり次第終了となる。
さらに、歌舞伎指導を務めた中村鴈治郎、振付の中村壱太郎、李監督による副音声ガイド上映の実施も決定した。この副音声では、劇中の歌舞伎演目の背景や役柄の解説、「曽根崎心中」にまつわる秘話、歌舞伎役者の視点で語られる舞台裏の様子や小道具へのこだわりなどが明らかになる。副音声データは、11月12日0時よりスマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」内でダウンロードが可能。上映は入場者プレゼントと同じく11月15日から全国の全上映回で利用できる。(加賀美光希)
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先週末(11月7日~11月9日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、『プレデター』シリーズ新作『プレデター:バッドランド』が興行収入4,001万6,853ドル(約60億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
【画像】可愛すぎ…『プレデター:バッドランド』で下半身のないアンドロイドを演じたエル・ファニング
これは、予想されていたオープニング興収2,500万ドル~3,000万ドル(約38億円~45億円)を大きく上回る好成績。長年続く『プレデター』シリーズにおいても、『エイリアンVS. プレデター』(2004)のオープニング興収3,829万1,056ドル(約57億円)を超えてシリーズ最高の出足となった。観客満足度が高く口コミに後押しされていることに加え、R指定が多い『プレデター』シリーズにおいて「PG-13」と間口を広げたことが功を奏した。
ADVERTISEMENTメガホンを取ったのは、Disney+配信の『プレデター:ザ・プレイ』と『プレデター:最凶頂上決戦』を手掛けたダン・トラクテンバーグ監督。プレデターを初めて主人公とし、彼がアンドロイド(エル・ファニング)とバディを組んで、宇宙で最も危険な惑星でサバイバルを繰り広げるさまを描いている。世界興収は7,927万863ドル(約119億円)。
そのほかの新作では、11歳で故郷に石油を見つけた少女の実話を基にした感動作『サラズ・オイル(原題) / Sarah's Oil』が4位、ラッセル・クロウがヒトラーの後継者ともいわれるヘルマン・ゲーリングを演じた『ニュルンベルク(原題) / Nuremberg』が5位にランクイン。ジェニファー・ローレンスが産後うつを患う母親を演じた『ダイ・マイ・ラブ(原題) / Die My Love』は8位に沈み、シドニー・スウィーニーが大幅増量で女子プロボクサーにふんした伝記映画『クリスティ(原題) / Christy』は11位と苦戦している。(編集部・市川遥)
11月7日~11月9日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。 1(初)『プレデター:バッドランド』 2(2)『リグレッティング・ユー(原題) / Regretting You』
3(1)『ブラックフォン 2』
4(初)『サラズ・オイル(原題) / Sarah's Oil』 5(初)『ニュルンベルク(原題) / Nuremberg』 6(5)『ブゴニア(原題) / Bugonia』7(3)『チェンソーマン レゼ篇』
8(初)『ダイ・マイ・ラブ(原題) / Die My Love』9(7)『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
10(8)『トロン:アレス』※このリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。
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江戸川乱歩賞作家・佐野広実による同名小説を多部未華子主演で実写化する、WOWOWの「連続ドラマW シャドウワーク」(11月23日午後10時放送開始/全5話)より、初解禁シーンを含む本予告映像と、物語の核心に迫る注目ポイント、場面写真が一挙公開された。
【動画】衝撃のルール…「連続ドラマW シャドウワーク」本予告
本作は、夫からのドメスティック・バイオレンス(DV)に苦しむ妻たちが、絶望の果てで生きるためにたどり着いた“究極のシスターフッド”を描くヒューマン・ミステリー。DV被害者たちが集う江ノ島のシェアハウスに逃げ込む主人公・紀子を、WOWOW連続ドラマ初主演の多部が演じる。共演には、紀子を導く看護師・路子役の石田ひかり、シェアハウスの家主・昭江役の寺島しのぶをはじめ、トリンドル玲奈、上原実矩、須藤理彩といった実力派俳優陣が顔をそろえる。一方、不審死事件を追う刑事パートでは、桜井ユキが女性刑事・北川薫を演じ、その相棒刑事・荒木役としてJO1の川西拓実が連続ドラマに初出演する。
ADVERTISEMENT今回、物語の展開を左右する、主な注目点が明らかとなった。一つは、紀子らが共同生活を送るシェアハウスに隠された“衝撃のルール”である。住人たちは穏やかな日々を送る一方で、団らんの延長でたびたび不思議な“ゲーム”を繰り広げており、紀子はその先に隠された、簡単には語られないルールと直面することになる。もう一つは、2つの運命の交錯だ。DV被害者と思しき女性の不審死を追う刑事・薫は、ある理由から執念深く真相を追い、その捜査は徐々に紀子たちに近づいていく。両者の運命が交わった時、善悪の意味を問い、見る者の心を震わせる“究極のシスターフッド”の結末が明かされるという。
本予告映像では、命からがら逃げ出した紀子の絶望と再生の様子、そして切実な思いを秘めた薫の姿が描かれ、両者の選択に期待が高まる。また、撮影舞台裏に迫った多部や桜井、川西らキャスト陣のスペシャルインタビューもWOWOWオンデマンドで独占配信されており、公式YouTubeでダイジェスト版を視聴できる。(加賀美光希)
「連続ドラマW シャドウワーク」は、11月23日 午後10時よりWOWOWにて放送・配信スタート(第1話無料)
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吉田栄作が11日、都内で行われた映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』(11月14日公開)公開直前プレミアイベントに登壇し、今年誕生した子どもへの思いや、子どもとの日常を明かした。また、ブルース・スプリングスティーンのファンでもある吉田は、彼も愛用したモデルで100万円クラスのギターを使い、彼の楽曲「ハングリー・ハート」の生歌も披露。スプリングスティーン役のジェレミー・アレン・ホワイトからはメッセージVTRが寄せられた。
ブルース・スプリングスティーンの楽曲「BORN IN THE U.S.A.」の誕生前夜を、『クレイジー・ハート』などのスコット・クーパー監督が描いた伝記ドラマ。名声の陰で孤独や葛藤を抱えていたスプリングスティーンが、自室にこもってアルバム「NEBRASKA」の創作を開始する。スプリングスティーンを演じるのは、ドラマシリーズ「一流シェフのファミリーレストラン」などのジェレミー・アレン・ホワイト。ジェレミー・ストロングやポール・ウォルター・ハウザーらが共演する。
ADVERTISEMENT父と子の物語でもある本作。2021年11月に再婚した女優・内山理名との第1子が誕生したことを、今年9月に発表した吉田。MCから「先日、お子様が誕生されました。おめでとうございます」と祝福され、観客から温かい拍手をもらった吉田は「オールドルーキーです。ありがとうございます」と感謝し、「この年になっての子どもですから、とにかく自由に(生きてほしい)」と願いを明かす。
「ギターを持たせないんですか?」と問われると、吉田は「なんでもやってほしいです。そうなってくれたらいいなというのはありますけど、スポーツでも音楽でも、なんでも好きなことを追求してくれればいいかなと思います。ああせい、こうせい言わずに自由に。そんな時代じゃないですか」と返答。「横で歌ったりしているんですか」という質問には、吉田は「してます。クラシックとかジャズとか、いろいろ聞かせているんですけど、ロックで泣き止んだりする。おっ! と思った。僕は鼻歌で(聞かせています)」と日常の様子も紹介した。
2025年も残り2か月。吉田は「チャレンジ精神は忘れたくない。今年は氷の上で舞台(※アイスショー「氷艶 hyoen 2025 -鏡紋の夜叉-」)をやらせていただきました」と今年を振り返る。また、「命の大切さ、命のはかなさ、いろんなことを感じざるを得ないようなことが私生活でもありました。1回きりの人生をとにかく燃やし続けるんだ! と。憧れのスプリングスが76歳になって、まだ現役で素晴らしい歌声で活躍されているので、そういう70代を目指したいと思います」と力を込めた。(錦怜那)
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