【見た目ヤバい】スシロー系居酒屋「杉玉」のエビフライが攻めすぎ/ 妙に太いのが気になって割ってみると…

「エビフライ」が運ばれてきたとき、隣のお客さんからの視線が集中しているのを感じた。無理もない。見られるようなビジュアルをしているのだから。

遊び心なのか? ふざけているのか? その際(きわ)を攻めるような見た目に好感を覚えて注文したのだが、改めて実物を見ると “立ちっぷり” が見事である。

ただ、そのままでは食べにくいので、別のお皿に置いてみたところ、下の部分が妙に太いことに気づいた。

中身が気になり、お箸で割ってみる。すると……

めっちゃエビ入っている〜! 写真だと分かりにくいかもしれないが、1本のエビフライの中に複数のエビが入っているではないか。

味に関しては「普通に美味しい」というところだが、タルタルソースからチーズっぽい風味がすることが特徴といえば特徴か。

なんというか、見た目が見た目だから絶対に独特のキャラしてるんだろうな〜と思いながら話しかけたら意外と普通の人だった……という状況に似た安心感がある。

なお、こちらの商品は「そびえ立つ、海老フライカツ(495円)」といい、スシロー系居酒屋・杉玉の期間限定メニュー

「杉玉の秋祭り」というキャンペーンに関連するメニューなのだが、他にも攻めたメニューが多い。たとえば……

まぐろのおはぎ(2貫385円)。おはぎのように、ご飯(シャリ)をトロタクで包んだメニューらしい。

これもまた「遊び心なのか? ふざけているのか?」と考えてしまうようなメニューであり、際(きわ)を攻めている感じが素晴らしい。注文してみると……

普通のお寿司くらいのサイズ。おはぎというからもう少し大きいかと思っていたが、そうでもない。

そして、ひっくり返すと下にはシャリが。

おはぎと言いながらも、シャリをトロたくで完全ラッピングしないところに良心を感じる。

・普通のマグロとどう違う?

それにしても、普通に食べるマグロやネギトロと、おはぎスタイルで食べるマグロでは味的に何か違いがあるのだろうか? いや、あるはずだ。だからこそ、「まぐろのおはぎ」を販売しているのだろう。そう信じて、比較のために通常のマグロ寿司セットを注文。

「まぐろのおはぎ」の味的な面でのアイデンティティを確認すべく、食べ比べてみたところ……

正直、私にはよく分からなかった。まぁ、杉玉はマグロ自体が美味しいので、「まぐろのおはぎ」自体も美味しい。ただ、このスタイルでマグロ(とろたく)を食べる意味って……。

いや、余計なことを考えるのはよそう。これはキャンペーンメニューなんだから。いわばお祭りなんだから! 良いんだ、これで。

攻めることに意味があるし、何かとコンプラの厳しい時代に、振り切ったメニューの販売を決めた杉玉には拍手を送りたい気持ちでいっぱいである。

ちなみに、これらのメニューは先に述べたように期間限定なのだが、無くなり次第終了とのこと。気になった方はお早めにどうぞ!

参考リンク:杉玉「杉玉の秋祭り」 執筆:和才雄一郎 Photo:RocketNews24.

▼こちらも「杉玉の秋祭り」のメニューの1つ、『足が生えちゃった、たこ焼き(3個390円)』

▼タコさんウィンナーが突き刺さっている

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