トルコ大統領、シリアのクルド人武装勢力に「武器放棄か壊滅か」

トルコのエルドアン大統領は25日、シリアのクルド人武装勢力は武器を捨てるか「葬られる」かのどちらかだと述べた。11月18日、リオデジャネイロで撮影(2024年 ロイター/Pilar Olivares)

[アンカラ 25日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は25日、シリアのクルド人武装勢力は武器を捨てるか「葬られる」かのどちらかだと述べた。

シリアのアサド政権崩壊後、トルコはクルド人武装組織「クルド人民防衛隊(YPG)」の解散を繰り返し主張、YPGはシリアの未来に居場所はないと述べてきた。

エルドアン氏は議会で「分離主義者の殺人者たちは、武器に別れを告げるか、武器とともにシリアの土地に埋葬されるだろう」と述べた。

「我々は、我々とクルド人の兄弟の間に血の壁を作ろうとするテロ組織を根絶する」と強調した。

トルコは、クルド人勢力主体の民兵組織シリア民主軍(SDF)の主要構成組織であるYPGを、1984年以降トルコ国家に対して反乱を繰り広げてきた非合法武装組織クルド労働者党(PKK)の延長とみなしている。

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