航空機内で下り1Gbps・上り400Mbpsの衛星通信サービスが利用できるアンテナ「Amazon Leo Aviation Antenna」
低軌道衛星を用いたAmazonの衛星通信サービス・Amazon Leoが、航空機向けのギガビット対応アンテナ「Amazon Leo Aviation Antenna」を発表しました。設置すると、機内で下り最大1Gbps・上り最大400Mpbsの衛星インターネットが利用可能になります。
Amazon Leo introduces gigabit-speed antenna for commercial aviation
https://www.aboutamazon.com/news/amazon-leo/amazon-leo-aviation-antenna-gigabit-wifiIntroducing the Amazon Leo Aviation Antenna.
Delivering speeds up to 1 Gbps downlink and 400 Mbps uplink from a single antenna – it's simple enough to install in a single day, and powerful enough to support an entire cabin full of streaming, browsing, working and more from gate… pic.twitter.com/xhWCw5NYyF
— Amazon Leo (@Amazonleo) April 13, 2026
Amazon Leo Aviation Antennaは航空機が空港のゲートにいるときから巡航速度で飛行している時まで、あらゆる状況下でギガビット級のインターネットを提供するアンテナです。Amazonによると、すべてのクラスの乗客に対する「プレミアム接続体験」に十分な帯域幅を提供でき、乗務員はリアルタイムに情報を活用して乗客の接続体験とオペレーションを向上させることができるとのこと。 アンテナは機体外部に設置することになりますが、147cm×76cm×6.6cmと薄型設計で、空気抵抗と燃料消費量の増加を最小限に抑える構造になっています。取り付けは1日で可能です。 航空機が時速580マイル(約933km)で巡航しているとき、アンテナは地球低軌道を通過するAmazon Leo衛星と接続し、航空機と衛星の位置が相対的に変化する中で接続は別の衛星へとシームレスに切り替わります。衛星は地上のゲートウェイアンテナのネットワークと接続し、それぞれがグローバルな光ファイバーネットワークを用いて最も近いAWSエッジロケーションに達して、インターネットやAWS、他のクラウドプロバイダー上のリソース、顧客のプライベートネットワークへと到達します。 Amazon Leoのグローバルビジネスを担当するディレクターのトレバー・ビュウェグ氏は「Amazon Leoは、乗客がゲームをしたり、映画を見たり、音楽を聞いたり、同僚と何らかの共同作業をしたりする場合でも、すべての乗客・乗員があらゆるアクティビティをシームレスに処理できる通信速度を提供します。非常に高速で信頼性が高いので、乗客がAmazon Leoを備えたフライトを求めるようになると信じています」と述べました。 まずはデルタ航空とジェットブルー航空で導入が決まっており、今後数カ月で機内接続方法についての案内が行われる予定となっています。
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