トランプ政権「ロシアによるサイバー攻撃を容認」 衝撃の180度方針転換

トランプはなぜそこまでしてプーチンを喜ばせたいのか… 写真は2019年大阪で開催されてG20サミットで Photo by Kremlin Press Office / Handout/Anadolu Agency/Getty Images

Text by COURRiER Japon

全世界に生中継されるなかで前代未聞の「激しい言い合い」で決裂した米ウクライナ首脳会談。あの場で一貫してロシアのウラジーミル・プーチン大統領をかばい続けたドナルド・トランプ米大統領は、会談の裏でも「西側諸国の敵」に塩を送っているようだ。 ウクライナでの戦争をプーチンに有利な条件で終結させようとしているトランプ政権は、ロシアに対する攻撃的なサイバー作戦を中止したと、米メディアが報じている。

現職および元政府高官らが匿名を条件に米紙「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」に語ったところによると、米国防総省のピート・ヘグセス長官が同省のサイバー軍にその命令を下したという。

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