【K-1】体重超過のヨードクンポンは王座はく奪、永坂吏羅は失格で大久保の不戦勝、天野颯大にはレオナ・ペタスが条件付きでの試合を提案
2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 BEYOND』の前日公開計量&記者会見が、30日(金)都内にて14:00より行われた。
公開計量では(本計量は午前中に実施)、第11試合の-56kg契約3分3R延長1Rで大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/初代Krushフライ級王者)=55.8kgと対戦する永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が「計量不参加のため公開計量無し」とアナウンスされ、会場に姿を現わさなかった。
第14試合のK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ3分3R延長1Rで挑戦者・稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)=64.9kgと対戦する王者ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が65.1kgで100グラムのオーバー。
第1試合の第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト3分3R延長1Rで、レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)=59.9kgと対戦する天野颯大(キング・ムエ)が62.2kgで2.2kgオーバー。
この件について、宮田充K-1プロデューサーは記者会見の冒頭で以下の発表を行った。
ヨードクンポンは規定に則り、王座ははく奪。1点減点からのスタート、ファイトマネー20%減額(稲垣に支払われる)、グローブハンデは稲垣サイドが拒否したため両者通常の8オンスを使用。ヨードクンポンが勝った場合は勝者となるが、王座は与えられない。稲垣が勝利した場合のみ新王者として認定される。
永坂は規定時間の2時間以内に来場することが出来なかったため失格。永坂は30分遅れて到着し、体重測定したところ100グラムオーバーの56.1kg。規定時間内での100グラムオーバーなら両陣営が協議のうえ試合実施も可能だが、この試合は大久保の不戦勝、永坂の不戦敗に決定。
大久保はエキシビションマッチを行うことが決まった。相手は本日中に決定してアナウンスされる。
天野は規定時間内に2kg以内オーバーなら両選手と協議のうえ試合を決定することが出来るが、2kg以上のためルール上、天野は失格負けとなる。
しかし、記者会見でレオナは「これで天野はK-1の試合は最後にする」「明日11時に計量を行い63.0kg以内」の2つの条件をのめば試合を受けると発言。17:00までに結論が出る。
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