2列6人乗りってどういうこと!? 鳴り物入りで登場&ひっそりと消えていった画期的新装備
メーカーが自信を持って「これは流行する!」と世に送り出した画期的な新装備。その後主流になったものもあれば、静かに忘れられていったものもある。ここではそんな「バズりそこなった」斬新な装備を振り返ってご覧いただこう。※本稿は2025年10月のものです文:ベストカー編集部/写真:日産、ホンダ
初出:『ベストカー』2025年11月10日号
【画像ギャラリー】登場が早すぎた!? それとも発想が斬新すぎた!? 主流になり損ねて消えていった愛すべき画期的装備(20枚)前列に3シートあり、前後スライドもできるホンダ エディックス
先代ステップワゴンの「わくわくゲート」
2000年前後に登場した日産 ティーノ、ホンダ エディックスの前列3人乗りの2列シートモデル。「6人も乗れる!」というアイデアはよかったものの、流行らなかった装備。前列3人はさすがに狭すぎた……というのが大きな要因。
1990年代に流行した電動開閉式のサンルーフ。さまざまなモデルでオプション搭載されていたが、昨今は開かないガラスルーフに置き換わりつつある。電動開閉のためのコスト高も原因のひとつ。
先代ステップワゴンの「わくわくゲート」。縦に一部だけ開くドアがある! という斬新すぎる発想だったが、ルームミラー越しに見える太い縦ラインの違和感を指摘する声が多かった。
1980年代後半にはステイタスあふれる装備として、自動車電話(カーテレフォン)が登場。流行すると思われたが、その後の技術進化と携帯電話の登場&普及により不要になってしまった。