【●虎将トーク】阪神・藤川監督、零敗に「またスタートをしていきます」3戦無安打の中野について「何度も言いますけど、一つ一つリスタート」

戦況を見守る阪神・藤川球児監督=マツダスタジアム(撮影・根本成)

(セ・リーグ、広島2ー0阪神、3回戦、阪神2勝1敗、30日、マツダ)阪神が2安打零敗で開幕3連勝を逃した。プロ初勝利を目指した門別啓人投手(20)が四回に犠飛で先制を許し、五回1死一、二の場面で降板した。4回⅓を投げて111球を要し、8安打1三振3四球。2番手石黒佑弥投手(23)が適時打を浴びたため、2失点だった。六回に登板したD1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=は2回1安打2三振無失点。打線は28日の一回の開幕弾以来、出塁がなかった佐藤輝明内野手(26)が七回に四球で歩いたが森下翔太外野手(24)が三ゴロ併殺に倒れた。八回には無死一、三塁の好機を作ったものの、代打原口文仁内野手(33)が空振り三振に倒れた。中野拓夢内野手(28)は3戦無安打だった。藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り(観衆=3万1965人)。

ーー門別は五回途中で交代

「よく粘られながらでしたけど、しのぎながら行ったのではないかな、と思いますね」

ーーある程度ゲームを作ることができた

「もちろん。はい」

ーー課題は次に生かしてもらえたら

「そうですね、まだ始まったばかりなので。本拠地に戻って、また、たくさんタイガースファンの前で火曜日からゲームができるので、選手たちも心強く、またスタートをしていきます」

ーー伊原はプロ初登板で持ち味を出せた

「そうですね。シーズンは長いですから、しっかりと、良い結果で、また次を迎えると思います」

ーーテンポのいい投球はビハインドで投げる投手に求められる要素

「あまり関係ないです。ビハインドとか、勝っている、負けている状態とかは気にせずに。まずは彼がきれいに立ち上がってくれたので、またシーズンを戦っていけるなあ、という感じがします」

ーー広島・森が好投した

「始まったばかりですからね。また京セラからですね」

ーー積極的な仕掛けはに結果は伴わずとも、やりたいようにできたか

「まあ全部がね、そういうふうにはいかないです。八回のいいところでね、またハーン投手が出てきてね、うまくやられたな、というところがありましたけど。あそこのチャンスまで待っていたというね。0-2で来られていましたので、その辺りも含めてゲームが生きた状態で来てましたからね。負けは負けですけどね、形的にはチャンスはあったのではないかなと思いますから。また京セラに戻ってですね」

ーーまだ始まったばかりだが、中野の打撃の現状は

「それは結果ですからね。また火曜日から、何度も言いますけど、一つ一つリスタートというかね、一日一日と言っていますから。また火曜日からですね」

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