朝ドラ「虎に翼」スピンオフで復活!よね主役の「山田轟法律事務所」来年3月放送決定|シネマトゥデイ
2024年度前期放送の連続テレビ小説「虎に翼」(NHK)が、2026年3月にスピンオフドラマとして復活することが7日、同局より発表された。タイトルは「山田轟法律事務所」で、主人公は山田よね(土居志央梨)。脚本は「虎に翼」と同じく吉田恵里香が執筆する。また、轟太一役の戸塚純貴、同作のヒロイン・佐田寅子役の伊藤沙莉も出演することが明らかになった。
連続テレビ小説110作目の「虎に翼」は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとした主人公・佐田寅子(伊藤)の半生を描いたオリジナルストーリー。スピンオフでは、よねと轟のバックストーリーをふんだんに盛り込み、二人が設立した法律事務所の知られざるエピソードがつづられる。
ADVERTISEMENTよね役の土居は、「またあの世界の中で仲間達に会えることが本当に本当に本当に嬉しいです。きっとスピンオフを一番喜んでいるのは私です」と「虎に翼」の復活を喜び、「本編で描かれていないよねの空白の時間を追っていくストーリーですが、脚本を読み終えて思わず武者震いしました。今も興奮が止まりません。虎に翼を応援して下さっていた方はもちろん初見の方達にも熱が届くよう、絶望と希望の間で精一杯戦いたいと思います。お楽しみに!」と期待を寄せた。
「虎に翼」でヒロインを務めた伊藤は、「空白の時間が埋まる、空白の時間を目撃する、という意味では、もはや1ファンである私としては大変幸福な話です」と心境を告白。「よねさん、轟さんを軸に繰り広げられる『虎に翼』の絶対に必要だったピースが改めて丁寧に描かれることに期待と興奮でソワソワしています。笑 とにかくもはや私が楽しみ!!!! ただただ早く観たい!!!! 共感してくださった方々は一緒にソワソワしましょう」と呼びかけた。
キャスト&脚本・吉田のコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
「山田轟法律事務所」キャスト&脚本家コメント
土居志央梨(山田よね役)
虎に翼が帰って来ます。 またあの世界の中で仲間達に会えることが本当に本当に本当に嬉しいです。 きっとスピンオフを一番喜んでいるのは私です。 本編で描かれていないよねの空白の時間を追っていくストーリーですが、脚本を読み終えて思わず武者震いしました。今も興奮が止まりません。 虎に翼を応援して下さっていた方はもちろん初見の方達にも熱が届くよう、絶望と希望の間で精一杯戦いたいと思います。
お楽しみに!
ADVERTISEMENT戸塚純貴(轟太一役)
伊藤沙莉さんをはじめ、監督、スタッフ、キャストの方々と紡ぎ続けてきたものが身を結び、帰って参りました。 これは朝ドラ撮影時、山田轟法律事務所を設立してから「よねと轟のスピンオフやりたい!」なんて冗談のように言っていたら、現実に。 「虎に翼」に関わるみなさまの愛の大きさに感銘を受けました。
漢、轟、この名に恥じぬよう今作を轟かせたいと思う所存でございます!
伊藤沙莉(佐田寅子役)
「虎に翼」改め「山田轟法律事務所」。 空白の時間が埋まる、空白の時間を目撃する、という意味では、もはや1ファンである私としては大変幸福な話です。 よねさん、轟さんを軸に繰り広げられる「虎に翼」の絶対に必要だったピースが改めて丁寧に描かれることに期待と興奮でソワソワしています。笑
とにかくもはや私が楽しみ!!!! ただただ早く観たい!!!! 共感してくださった方々は一緒にソワソワしましょう。
吉田恵里香(脚本)
虎に翼の新しい物語を紡ぐことができること、本当に嬉しいです。 最終回を迎えてから一年と少しの間、作品を愛してくださった方々から「もっと虎に翼が観たい」「また寅ちゃん達に会いたい」と、続編を望む言葉を驚くほど沢山いただいてきました(スピンオフあるよ! と本当に早く言いたかった!)。 こんなに続編を強く望んでもらえるなんて……作品としても脚本家としても、幸せの最上級を経験させてもらっているなぁと感じています。
これも、応援してくださった皆さん、愛すべき作品作りに関わった伊藤沙莉さんをはじめとするキャストの皆さん、梛川さん尾崎さんをはじめとするスタッフの皆さん、そして社会の為に声をあげて戦い、私達の為に道を切り開いてきた先人たち、全てのみなさんのお陰だと思っています。
ADVERTISEMENTスピンオフドラマの主役は山田よねです。
タイトルにあるように勿論轟も登場します。よねと轟が醸し出す空気感が、私はとても好きです。 作中でも涼子さまが「いつも心によねさんを住まわせる」と語る場面がありますが、私の心にも寅ちゃんと共に、いつもよねがいる気がします。志を曲げずに突き進むよねは執筆中から愛すべき人物でしたが、土居志央梨さんのお陰で更に素晴らしく愛おしい存在となりました。スピンオフは、虎に翼で何度も触れてきた日本国憲法十四条を、よねの目から見た物語です。
虎に翼の続編を心待ちにしてくださった方々に、この情報解禁を機に作品に興味を持ってくださった方々に、少しでも寄り添い、楽しんでもらえますように……!!
「虎に翼」スピンオフ「山田轟法律事務所」は総合テレビで2026年3月放送(72分・全1回)※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定
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モーパッサンの名作小説「ベラミ」をモチーフにした、ゲン・ジュン監督作『ベ・ラ・ミ 気になるあなた』が11月15日からユーロスペースで劇場公開されることが決まった。あわせて、ポスタービジュアルと場面写真が公開された。
ゲン監督は、そのオフビートな作風から「黒竜江省のジャームッシュ」とも称され、世界の映画祭で注目を集めている。本作は、凍てついた田舎町を舞台に、孤独な中年男たちの偶然の出会いから、胸に秘めた高まる気持ち、そして真実の愛に近づいていく姿を、ブラックなユーモアとシュールさを交えて描き出す。冷めた夫婦生活を送る常連客と、若い男と別れたばかりの大餅(ダービン)売り。カフェを装った“ハッテン場”で出会った二人が、街をぶらつき、サウナに籠り、求め合い、真実の愛に近づいていく様子が描かれる。
ADVERTISEMENT同性愛や偽装結婚といった社会的なタブーに軽やかに挑んだ本作は、中国当局を経由せず台湾の金馬賞に出品され、主演男優賞、撮影賞、編集賞、観客賞の4冠に輝いた注目作だ。出演はシュー・ガン、ジャン・ジーヨン、チェン・シュエンユら、監督と旧知の俳優陣が実名で登場し、ほろ苦くも温かい人間模様を紡ぐ。
公開されたポスタービジュアルは、モノクロームの本編から切り取られた印象的な画像で構成されている。中央には、裸の男の写真を手にする妖しい画像が配置され、その周りには、鼻先にバナナを突きつけられた中年男や、床屋でシャンプーを塗りたくられた男など、どこかユーモラスな画像が並んでいる。(加賀美光希)
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TOHOシネマズ株式会社は7日、2026年3月28日、大井町駅前(東京都品川区)に誕生する大型複合施設「OIMACHI TRACKS」内に、8スクリーンを備えた「TOHOシネマズ大井町」を開業することを発表した。
「OIMACHI TRACKS」施設外観イメージ画像同館では、8スクリーンのうち3スクリーンに特殊シアターを導入。都内のTOHOシネマズでは初めて導入となる、Dolby Vision (R) (ドルビービジョン)と Dolby Atmos (R)(ドルビーアトモス)に卓越したシアターデザインを組み合わせた“Dolby Cinema (R)(ドルビーシネマ)”。映像、音響、座席にこだわったTOHOシネマズ独自規格の“プレミアムシアター”。通常の1.5倍~2倍のパワーを発揮するアイソバリック方式を採用したサブウーハーをスクリーンの前に設置した体感型サウンド・シアター・“轟音シアター”の3種を用意し、多様化する観客のニーズに応える。(編集部・入倉功一)
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先週末(10月3日~10月5日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、3日間限定のイベント上映作品『テイラー・スウィフト:ジ・オフィシャル・リリース・パーティー・オブ・ア・ショウガール(原題) / Taylor Swift: The Official Release Party of a Showgirl』が興行収入3,406万2,774ドル(約51億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
【画像】テイラー・スウィフト婚約!ラブラブなプロポーズ写真一挙
歌手テイラー・スウィフトの新アルバム「The Life of a Showgirl」のリリースを記念して上映された同作。上映が発表されたのはわずか2週間前で、テイラーのSNSをメインに最小限の宣伝しかなされなかったことを考えると驚異的な成績であり、テイラーの比類なきスターパワーを証明した形だ。テイラーは先週末、アルバムと映画の両方でナンバーワンを獲得する快挙を達成した。
ADVERTISEMENT2週目となるレオナルド・ディカプリオ主演映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』は興収1,100万105ドル(約17億円)でワンランクダウンの2位。世界興収は1億212万6,251ドル(約153億円)に達した。ポール・トーマス・アンダーソン監督作が世界興収1億ドル(約150億円)超えを達成したのはこれが初めてとなる。
ロック様ことドウェイン・ジョンソン主演ドラマ『ザ・スマッシング・マシーン(原題) / The Smashing Machine』は、3,345館と大規模公開されながら興収600万171ドル(約9億円)とかなり苦しい出足となった。これはドウェイン史上最低のオープニング興収。同作は彼がこれまで出演してきたアクションエンタメ大作とは毛色が違うシリアスなドラマであり、これまでと同等のオープニング興収は高望みといえるだろう。しかし、製作費5,000万円(約75億円)に加えて多額の宣伝費をかけたA24には大きな痛手だ。
そのほかの初登場作品では、再上映の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が7位に、全編が犬の視点で展開する異色のホラー『グッド・ボーイ(原題) / Good Boy』が9位に入った。(編集部・市川遥)
ADVERTISEMENT10月3日~10月5日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。 1(初)『テイラー・スウィフト:ジ・オフィシャル・リリース・パーティー・オブ・ア・ショウガール(原題) / Taylor Swift: The Official Release Party of a Showgirl』 2(1)『ワン・バトル・アフター・アナザー』 3(初)『ザ・スマッシング・マシーン(原題) / The Smashing Machine』
4(2)『ギャビーのドールハウス ザ・ムービー』
5(4)『死霊館 最後の儀式』 6(3)『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』 7(初・再上映)『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 8(5)『ザ・ストレンジャーズ:チャプター2(原題) / The Strangers: Chapter 2』 9(初)『グッド・ボーイ(原題) / Good Boy』10(7)『ザ・ロング・ウォーク(原題) / The Long Walk』
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2014年に亡くなったロビン・ウィリアムズさんの娘で、俳優・映画監督のゼルダ・ウィリアムズさんが、AIによって生成された父親の動画を送らないでほしいとInstagramで訴えた。Varietyなど各メディアが報じている。
ロビンさん出演映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』フォトギャラリー
ゼルダさんは現地時間6日、Instagramのストーリーズに「どうか私に父のAI動画を送るのをやめてください。私がそれを見たがっているとか、理解していると思わないで。そんなことはないし、これからもありません」と投稿。
ADVERTISEMENT「もし荒らし行為が目的であれば、もっとひどいものを見てきたので、制限して先に進みます。でもどうか、少しでも良識があるのであれば、父や私、ほかの誰に対してもこんなことをするのはやめてほしい。本当に。時間とエネルギーの無駄だし、これは絶対に彼が望んだことではありません」と非難した。
さらにゼルダさんは、「実在の人物のレガシー(遺産)が、“声も見た目も似てるからこれで十分”みたいに要約され、他の誰かが彼らを操るひどいTikTok動画を大量生産するのを見せられるのは、腹立たしいことです」とつづり、そうした行為が芸術を生み出しているわけではないと主張。「あなたは、アートや音楽の歴史、人の人生を、ひどく加工された気持ち悪いホットドッグみたいにして、誰かの口に押し込んで“いいね”をもらおうとしているだけです」と強く非難し「気持ち悪い」とつづった。(西村重人)
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ディズニー新作映画『トロン:アレス』(10月10日日米同時公開)の世界観を体験できるイベント「『トロン:アレス』イマーシブ・エクスペリエンス」が、本日17時からZeroBase渋谷でスタートした。同日、オープン直前にプレス内覧会が行われ、一足早く会場の様子が披露された。
【画像】『トロン:アレス』最強AI兵士、渋谷に襲来!内覧会の様子
本作は、ディズニーが長編映画として世界で初めてCGを本格導入した『トロン』(1982)のシリーズ最新作。優れた知能を持つ最強のAI兵士・アレス(ジャレッド・レトー)が現実世界に襲来し、わずか29分しか生存できないという制限から“永遠”を求めて暴走を開始する。
ADVERTISEMENT メタバース空間で『トロン』を忠実再現!同イベントの目玉は、メタバース空間でさまざまなアクティビティが体験できる「『トロン:アレス』in VR Shibuya」。デジタル世界が現実世界を侵食するという映画のストーリーにちなみ、世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」を手がける株式会社HIKKYが、渋谷を舞台に『トロン』の世界観を忠実に再現した。
会場に設置されたVRゴーグルを装着すると、目の前に広がるのは、デジタル世界に支配された渋谷だ。スクランブル交差点もハチ公像もデジタル化され、ビルボードも『トロン:アレス』一色に染まっている。交差点の周辺を散策すると、上空からレコグナイザー(監視用飛行マシン)が襲来したり、ライトサイクルが予告編さながらにパトカーを真っ二つに切り裂く様子など、映画と連動した出来事が目の前で次々と起こる。
『トロン:アレス』in VR Shibuya 体験中の会場スタッフメタバース空間では、映画のポスタービジュアルを再現できるフォトスポットのほか、『トロン』シリーズを象徴するディスクバトルを体験できるスペースも展開されている。ディスクバトルは、リアルタイムでランキングが更新されるため、高得点を目指してプレイヤー同士が競い合えるなどゲーム性も十分だ。
ADVERTISEMENTまた会場では、映画に登場するライトサイクルに乗車し、渋谷を滑走したような気分を味わえるライド体験スペースも用意されている。乗車中の模様は2台のカメラで録画され、CG映像が加わった動画を受け取ることができる。
映画のアイテムも展示中そのほか、AI兵士が実際に登場するグリーティングスポットや劇中アイテムであるディスクの展示など、映画にちなんだ施策を多数展開中。「『トロン:アレス』in VR Shibuya」はソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」からもアクセスが可能なので、自宅のデスクトップからでも『トロン』の世界観に“潜入”可能だ。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
『トロン:アレス』イマーシブ・エクスペリエンスは10月13日(月・祝)までZeroBase渋谷にて開催中(入場無料、午前10時~午後7時まで)
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7日、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のオープニング映像が米津玄師のYouTubeチャンネルで公開された。米津の主題歌 「IRIS OUT」にのせて、デンジたちのコミカルで愛おしい日常と、狂乱の始まりが鮮やかに描かれる。
公開された映像は、デンジ、アキ、パワーの出勤までの様子を切り取ったシーンから幕開け。早川家の騒がしい朝支度とは対照的に、丁寧な朝をすごすマキマの姿とのコントラストが、楽曲に合わせて、どこかシュールでほほ笑ましく描かれる。さらに、本作のメインキャラクターとなるレゼが、カフェ「二道」でバイトをしている風景も映し出され、本作で描かれる彼女とデンジの物語への期待感が高まる。「IRIS OUT」のビートに合わせて、ポチタが軽やかにステップを踏む姿や、デンジたちが踊るシーンも見どころだ。
ADVERTISEMENT9月19日に日本公開された本作は、週末観客動員ランキングで3週連続1位を獲得。10月6日までの公開18日間で観客動員296万人、興行収入45億円を突破した(数字は興行通信社調べ)。9月24日からアジア各国での上映も開始。日本を皮切りに100以上の国と地域で公開されることが決定している。
本作は、漫画家・藤本タツキの人気コミックを、アニメーションスタジオのMAPPAが映像化した人気アニメの劇場版。悪魔の心臓を持つ「チェンソーマン」となった、公安対魔特異4課に所属するデビルハンターの少年・デンジ(戸谷菊之介)と、カフェで働く少女レゼ(上田麗奈)との出会いを描く。(編集部・入倉功一)
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長尾謙杜(なにわ男子)が7日、都内で行われた映画『恋に至る病』完成披露舞台あいさつに登壇し、子どもの頃からテレビで見ていたという、前田敦子との共演を振り返った。この日は、ダブル主演を務める山田杏奈、主題歌を担当する石原慎也(Saucy Dog)、廣木隆一監督も来場した。
本作は、ドラマ「コールミー・バイ・ノーネーム」の原作などで知られる斜線堂有紀の小説を実写映画化。内気な男子高校生・宮嶺望(長尾)とクラスの人気者の少女・寄河景(山田)が惹かれ合っていく中、二人の周囲で同級生の不審死が相次ぐ。望は景が一連の事件に関わっているのではないかと疑念を抱き始める。
ADVERTISEMENT長尾と山田は、映画『HOMESTAY(ホームステイ)』(2022)以来、3年ぶりの共演。長尾が「素敵に成長しているなと感じました。ふとした時に無邪気に笑う姿とか、少女の部分が残っているのは素敵」と語ると、山田は「あまり大きく変わってないかなぁ」と笑顔。長尾が「変わっていないかぁ」と残念がると、山田は「いい意味で」と伝え、初共演以降はテレビなどで「頑張っていらっしゃるなぁ」と見ていたことを明かし、再共演を喜んだ。
刑事・入見遠子を演じる前田は、長尾との共演について「(長尾が)すごい大変だったと思うので、二人のシーンはあったんですけど、簡単に話しかけちゃいけないなと思って」と振り返る。長尾も「ご一緒させていただくのが重いシーンが多かったので、楽しく会話という感じではなかった」と思い返す。
しかし、その一方で、「(望が遠子に)取り調べをされているとき、撮っている時は思わなかったけど、あらためて完成した作品を観ると『俺、あっちゃんに取り調べされてる』と思って。小っさい頃からテレビで見させていただいていたので、『俺、あっちゃんに取り調べされるときが来たんだぁ』ってドキドキしました」と興奮したことも打ち明ける長尾。前田は思わず「かわいい! かわいい感想で嬉しい」とはにかんだ。
ADVERTISEMENTまたこの日は、本作のキャッチコピーが「君は、僕のために人を殺したの?」であることから、「自分のためにしてくれたの? と驚いたこと」を問われた長尾は「カフェに行った時に『今日も一日頑張ってください』とか(カップに)メッセージを書いてくれることがあるじゃないですか。たまに『応援してます』と書いてくださる。たぶんファンの方だと思うんですけど、そうやって(自分に)気づいてメッセージを残してくれるのが嬉しい。1日それではじまると『頑張ろう!』と思ったりします」とコメント。
さらに、作品にちなんで「何よりも愛して止まないことは?」という質問には、1年ほど前から緑茶にはまっていると明かし「ペットボトルの緑茶を買い続けていたんですけど、初めてお茶のパックと冷蔵庫で冷やせるボトルを買って(水出しで)入れて飲んでいます」と紹介。さらに、「温かいお茶より冷たいお茶の方が年齢的にも好きです」と話し、客席から笑いが漏れると、長尾は慌てて「すみません。変なこと言っちゃったかもしれないですけど、ご年齢を重ねるたびに温かいものを好きになるイメージがあるので、僕はまだキンキンに冷えた方がいいです」と、23歳という若さゆえの理由を説明して会場を笑いに包んだ。(錦怜那)
映画『恋に至る病』は10月24日より全国公開
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