独国防相、欧州委員長のウクライナ部隊派遣発言を厳しく批判

 9月1日、 ドイツのピストリウス国防相(写真)は欧州委員会のフォンデアライエン委員長がウクライナへの欧州軍派遣計画について述べた発言は時期尚早だと厳しく批判し、同委員長にはこの問題について議論する権限がないとした。ベルリンで8月撮影(2025年 ロイター/Christian Mang)

[1日 ロイター] - ドイツのピストリウス国防相は1日、欧州委員会のフォンデアライエン委員長がウクライナへの欧州軍派遣計画について述べた発言は時期尚早だと厳しく批判し、同委員長にはこの問題について議論する権限がないとした。

ピストリウス国防相は「こうしたことは、発言権を持つ多くの関係者と交渉のテーブルに着く前には議論されないことだ」との見解を示した。

同氏はさらに、「欧州連合には部隊の配置に関していかなる権限もないという事実を除けば、私はそのような検討事項についていかなる形でもコメントしたり確認したりするべきではないことは承知している」と述べた。

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