【日本ハム】ロッテに延長戦で痛恨の逆転負け ソフトバンクと1差に...宮西が11回2死満塁から藤原に押し出し四球 田中が8回に藤原に同点痛打
■プロ野球 日本ハム4ー5ロッテ 延長11回 (27日 エスコンF) 日本ハムはロッテに延長戦の末、逆転負け。4連勝で止まり55勝34敗2分となり2位・ソフトバンクと1ゲーム差になった。4ー4で迎えた11回は6番手・山本が2死から友杉に三内安打、高部と宮崎に連続四球で2死満塁とする。ここで代わった7番手・宮西が藤原に押し出し四球で4ー5と勝ち越された。11騎亜の攻撃は代打・野村、矢澤、代打・マルテイネスと凡退した。 先発・伊藤は今季17度目の登板、両リーグ最多10勝(5敗)、防御率2.85だった。伊藤は1回、藤原を空振り三振、寺地を左飛、安田を遊飛に抑える立ち上がり。 ロッテの先発・田中晴に1回2死から清宮幸が中安打に二盗を決める。レイエスがライトへタイムリーを飛ばし1点を先制。 2回の攻撃も1死から万波が中安打、石井のライト前の安打を藤原が後逸する間に万波が生還。さらに1死三塁で伏見がスクイズを一度、失敗するが2度目は投前に決め、3ー0とした。 だが伊藤は4回1死から安田に右安打、山本を左飛、西川に中安打で2死一・二塁とするとソトにスタンドへ9号3ランを運ばれ、3ー3の同点に追いつかれる。 4回の攻撃で先頭・石井がツーベースで無死二塁も伏見、水谷、五十幡が三者連続空振り三振に倒れた。 伊藤は5回、高部、小川、藤原を3人で退けると6回は寺地、安田、山本の中軸を三者連続三振に斬る。 伊藤は7回1死からソトに右安打も藤岡を二ゴロ併殺打に取った。伊藤は7回を107球、5安打、無四死球、10奪三振の3失点(自責3)。 すると7回の攻撃でロッテ2番手・小野に五十幡が左安打、二盗を決めレイエスは四球で2死一・二塁とすると水野がライトへタイムリーを弾き返し、4ー3と勝ち越す。 8回は2番手・田中正義は先頭・高部に中安打、二盗を決められ小川の犠打で1死三塁とすると藤原にレフト前にタイムリーを流し打たれ、4ー4の同点に追いつかれる。 9回は守護神・柳川が2死からソトに右安打、藤岡に四球で一・二塁とするが高部を見逃し三振に取った。9回の攻撃は清宮幸、レイエス、途中出場・奈良間と三者凡退に終わっていた。 10回は4番手・上原が先頭の代打・上田に四球、藤原を三ゴロ、寺地に右安打で1死一・二塁とし安田を空振り三振、ここで5番手・玉井に代わり山本を空振り三振に斬っていた。 10回の攻撃も水野が右飛、万波が空振り三振、石井が左飛と三者凡退だった。