【大覚寺展開幕】東京国立博物館で特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」3月16日まで
第4章展示風景
1月21日(火)、東京国立博物館で開幕する特別展「旧嵯峨御所 大覚寺-百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」。開幕前日の内覧会で取材しました。大覚寺は天皇家とも縁の深い、京都を代表する名刹です。障壁画100面を一挙に公開する展示はまさに圧巻。狩野山楽の代表作、重要文化財「牡丹図」全18面は総延長22㍍に及びます。
重要文化財 牡丹図 狩野山楽筆 江戸時代・17世紀 京都・大覚寺蔵こちらも開幕前から大注目。清和源氏に代々継承された「兄弟刀」が京都以外で初めて同一ケースで展示されます。いずれも重要文化財で、大覚寺に伝わる(名物 薄緑<膝丸>)と、京都・北野天満宮に伝わる(名物 鬼切丸<髭切>)です。歴史の重みを感じます。
(左)重要文化財 太刀 銘□忠(名物 薄緑〈膝丸〉)鎌倉時代・13世紀 京都・大覚寺蔵 (右)重要文化財 太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉) 平安~鎌倉時代・12~14世紀 京都・北野天満宮蔵天皇家ゆかりの五大明王像(重要文化財)も5体そろって初めて東京に登場。後ろ姿も間近から拝見できます。
重要文化財 五大明王像 軍荼利明王 明円作 平安時代・安元3年(1177)京都・大覚寺蔵 重要文化財 五大明王像 展示風景目玉揃いの展示。グッズももちろん充実しています。後日、「開封」しますのでお楽しみに。
本展のPR大使の吉岡里帆さんも会場を訪れました
会場を訪れた大覚寺展PR大使の吉岡里帆さん 会場入り口 第1章 展示風景 第4章 展示風景 第4章 展示風景特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」東京国立博物館(上野)で3月16日(日)まで。大覚寺は2026年に開創1150年。狩野山楽の代表作として知られる障壁画(重要文化財)120面超、刀剣の〈膝丸〉、歴代天皇の書など優れた寺宝の数々を紹介します。(読売新聞 美術展ナビ編集班 岡部匡志、写真 青山謙太郎)
展示構成がわかるプレビュー記事
グッズ、来場者限定ノベルティー情報
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