米金利、1年半後には「相当程度」低下 関税を注視=シカゴ連銀総裁

米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は7日、連邦準備理事会(FRB)の政策金利は1年─1年半後には「相当程度」低下するとの見方を示した。2024年7月撮影(2025年 ロイター/Ann Saphir)

[7日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は7日、連邦準備理事会(FRB)の政策金利は1年─1年半後には「相当程度」低下するとの見方を示した。ただ、利下げペースはインフレ率が低下する速度のほか、トランプ政権が掲げる関税政策の影響次第になるとの認識を示した。

グールズビー氏はヤフー・ファイナンスのインタビューに対し「インフレ率は(目標の)2%に向かって回帰している」と述べ、1月の失業率が4%と低水準にとどまったことで、経済が完全雇用の状態に「落ち着きつつある」ことが示されたと指摘。「インフレ率が低下するに従い、それに相応して利下げを実施していける」と述べた。

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