『スープスパゲティ食堂 ズッパ』が流行りそうな予感…!! スープを味わって麺をすすってシメのリゾットで3度美味しい
『スープスパゲティ食堂 ズッパ』という、スープスパのフランチャイズ店がある。2025年7月現在、全国にまだ3店舗しかない。
これから店舗拡大していきそうなポテンシャルを秘めている気がしたので、シェアさせてほしい。スープを味わって麺をすすってシメに白米をドボンして、ひと皿で3度楽しいスープスパなのだ。
・これから増えそう
『スパゲッティ食堂 ズッパ』は冒頭に書いた通りフランチャイズで2025年7月現在、店舗は松戸(千葉県)・静岡・橿原(奈良県)の3ヵ所。公式サイトではフランチャイズ加盟店を積極的に募集中なので、今後その数は増えていくことが予想される。
記者が同店に出会ったのは偶然のこと。イオンのフードコートをウロウロしていた時に、新規オープンしていたため興味本位で食べてみたのだ。
ちょっと良いフードコートだったので間違いはなかろうと思いつつ、正直なところそこまで期待もせず。無難そうな「ブラックペペロンチーノ(税込979円)」を注文してみた。
ちなみに「ズッパ」はイタリア語でスープという意味らしい。そう言えばサイゼリヤにもあった気がする。そんなことを考えながら待っていると、あっという間に出来上がったようだ。
差し出された「ペペロンチーノ」を目にしてまず驚いたことは、“米” が付いていること。よく見ればメニューに「〆リゾットで大満足!!」と書かれているが、このことかと納得だ。
そして皿から溢れんばかりの、いや、やや溢れているスープに衝撃を受ける。スープパスタの主役は、スープだったのかと考えさせられるビジュアルだ。
・端から試していきたくなるメニュー
さてさて、百聞は一見に如かず。さっそくいただいてみよう。まずスープをすすってみると、思った以上にニンニクが入っていて旨味たっぷりで美味しい。
ペペロンチーノだからかと思ったが、後日「激辛! アラビアータ(1265円)」を食べてみたが、こちらもしっかりニンニクが入っていた。
ニンニクを抜くことが出来る旨もメニューに記載されていたので、このボリュームのあるニンニクこそが『スパゲッティ食堂 ズッパ』の特徴なのかもしれない。
そして次に麺だ。やや平たく太めの麵で、とにかくもっちもち。国産の生麵とのことだ。スープと絶妙に絡みついて、食べ応えも十分。もちろんたっぷりのスープを吸って伸びるなんてもこともない。
ひと皿で大満足、お腹いっぱいであるが、なんとさらなる楽しみが待っている。そう “米” を忘れてはならない。米には粉チーズが振りかけられており、それを残ったスープの中に入れるのだ。
スープと麺との相性も抜群だったが、スープを吸収した米も良い。チーズがかかっているため、確かにリゾットのようだ。米のおかげで、滋味深いスープを奇麗に飲み干してしまった。
ひと皿で何度でも違った角度から楽しむことが出来て、とても良い。パスタの種類も豊富であるし、追加料金を払えば明太子やチーズ、目玉焼きなどもトッピング出来る。
端から順番に試してみたくなる美味しさで、しばらくは通うことになりそうだ。繰り返すようにまだ店舗は限られているが、可能性を感じる『スパゲッティ食堂 ズッパ』だった。
参考リンク:スパゲッティ食堂 ズッパ 執筆:K.Masami Photo:Rocketnews24.
▼カルボナーラ(1265円)も美味しい。よりチーズのかかった米と合う