中間テスト平均96点。AI使用を疑った教授が期末テストを対面に切り替えた結果が悲惨
2026年7月16日の記事を編集して再掲載しています。
AI使ったカンニングが、アイビーリーグの名門大にまで広がっていたとは…!
昨年12月の銃乱射で学生2人が死亡し9人が重軽傷を負った、米ブラウン大。ここで教鞭を執るRoberto Serrano経済学教授が生徒たちの不安に配慮し、春先の中間テストを持ち帰り形式にしてみたところ、満点をとる学生が大発生!
クラスの平均点が96点という異様に高い数値に達し、さすがにおかしいと感じた教授が、試しに期末テストを対面方式に切り替えてみたところ、なんと86人中18人が講義そのものを途中でドロップアウトして、9人は期末試験を放棄。
中間テストと点数がほぼ一致するのは1人だけで、残りの学生は軒並み点数が激減りしてしまったのです。
いちおう教授曰く、中間テストのほうは難易度を高めに設定していたようなんですけどね…。
本コースの中間テストの平均点は通常、60点から80点の間を推移している。今回は持ち帰りなので制限時間が無制限に与えられるため、例年より難易度は高くした。
持ち帰りテストで受講生増
教授の厚生経済学の講義の受講生は例年30人程度なのに、今期は倍以上の人数が集まっていて、それも異常といえば異常でした。おそらく「持ち帰りテストだよ」と学期のはじまりに約束したせいで、みんなAIにこっそり答えを聞けるな、しめしめ…とタカをくくって単位とりにワッと集まったんじゃないかと、今となっては感じています。
事実、中間テストの回答のなかには「正答だが人間の書いた文章とは思えない類いの回答」が多数混じっていました。採点担当全員で問題の解答をChatGPTに聞いてみたら、そっくりの回答が返ってきて、さてはここがソースか…と当たりをつけていたみたい。
でもまあ、教授は自分の勘違いだったときのことも考えて中間テストのスコアをすぐには無効にしませんでした。「期末を対面に切り替えて、もう一回チャンスをやる。それで中間テストと同じ結果が出たら中間の結果は成績評価にカウントするし、違ったら中間のスコアは無効にして期末のウェイトを上げる」と宣告していました(クラスは大いにざわめいた)。
結果はトップ画像のとおりです。全員分の中間試験と期末試験の結果を比べた図表はInsideHigherEdでご覧になれるんですが、いやはやなんと…。中間試験が満点なのに期末試験が0点という子もいて笑うしかない…。0点は計3人。クラスの平均点は48.6点でした。
AI降臨後の学力低下。深刻ですね…。
Sources: InsideHigherEd