人間がやることは、ほぼない。これが完全体ルンバ

Photo: 小暮ひさのり

僕より掃除、丁寧なんじゃないかな…。

4月17日、ロボット掃除機の代名詞「ルンバ」から、ほぼ全てのラインナップが一新ルンバ新シリーズが発表されました。

エントリーからハイエンドまで、さまざまな機能がアップデートした新ルンバたちが発表されましたが、一番人間を楽させてくれるモデルは間違いなくこの子です。

Photo: 小暮ひさのり

Roomba Plus 505Comboロボット+AutoWash 充電ステーション」と言います。長いので「ルンバ 505+」と覚えておいてください

このルンバ 505、他のモデルとひと味違うのが「回転モップ」を採用している点。ぐるぐる回転するモップでしっかり床を擦って水拭きしてくれるので、高い洗浄力を期待できます。

そしてこの新モップでのお掃除アプローチが真面目なの。

壁ですね、モップ、伸ばしておきますね。

Gif: 小暮ひさのり

見ました? このルンバ、壁を検知すると「あっ、壁ですね。隅っこやっときます」と、モップを伸ばして壁沿いもフォローしてくれるんです。

部屋の壁沿いって、人間でも億劫でサボりがちな場所ですけど、ルンバさんは文句一つ言わず、しっかりと丁寧なお仕事をしてくれます。偉い…。

ごみ捨ても、モップ洗いも乾燥も全部やる

Image: アイロボットジャパン

そして、掃除後はゴミをステーションに回収。汚れたモップもルンバが自分で洗って、その後は温風での乾燥までやってくれます。もう、ほったらかしでOKですね。

個人的にグッと来ているのが、「温風」乾燥に対応したところ前シリーズでは、モップの洗浄と送風乾燥はやってくれたんですが、温風を出さなかったので、乾きが遅かったんですよね。季節によっては全然乾かないから、干すところだけは人間がやったほうが良かった印象。

それが、今回温風乾燥に対応したことで、モップを常に清潔な状態に保てます。これは日々のメンテナンスの手間をさら減らせる…というか、もう本当にほったらかしで良いんじゃないかな。

人間がやることは、水がないって言われれば水補給して、汚水を捨てて。あとは、75日に1度ゴミパック交換してあげるくらいでしょうか。ルンバのお世話、最低限でOKです。

カメラで「見て」回避。コードもうんこも避ける

Photo: 小暮ひさのり

センサーも強力ですね。

他モデルと同じく、LiDARによる正確なマッピングに対応しているのはもちろん。前面にはカメラも搭載していて、障害物を「目」で見て回避するという賢さを備えています。

コード、靴下、ペットの排せつ物まで認識して回避してくれるので、ロボット掃除機がコードに絡まって助けを求めていたり、ペットのうんこを塗りたくるハザードで絶望した人には頼りになるロボット掃除機なんじゃないかなって。

気になる価格は12万8400円、サブスクの場合は月額6,180円。

価格はそれなりにしますけど…いや、これまでのルンバの最上位モデルを上回る便利さと、床掃除全任せできる快適さが手に入ると思うと、十分安いでしょこれ。

床掃除楽したい。という全人類の悩みを解決してくれる、完成されたルンバだと思うな、この子。

Source: アイロボットジャパン

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