20歳の節目決意新た 宮城県内で式典 櫻坂46・山川さん プロゴルファー・倉林さん 抱負語る

 12日の「成人の日」を前に県内34市町村で11日、20歳を祝う式典が開かれた。華やかな振り袖やスーツに身を包んだ参加者らは旧友との再会を喜び、人生の節目に気持ちを新たにした。

20歳を示すポーズで記念撮影をする式典参加者(11日、仙台市太白区で)

 20歳を迎えた、本県ゆかりの2人に意気込みを聞いた。

「櫻坂46」メンバー 山川宇衣 さん

殻破ってステージに  

櫻坂46のメンバー山川宇衣さん(Seed&Flower合同会社提供)

 人気アイドルグループ「櫻坂46」のメンバー山川宇衣さん(20)は、「殻を破って堂々とステージに立てるアイドルになる」と意気込みを語る。2025年4月に4期生として加入。グループのライブやテレビ番組に出演するなど、活動の場を広げている。

 県内で生まれ育ち、大学進学のために上京。新生活には「漠然とした不安があった」と振り返る。そんな日々で心の支えとなったのが櫻坂46の楽曲だった。

 24年6月に訪れたライブで、ステージ上で輝く同年代のパフォーマンスに圧倒された。日々の不安やストレスを忘れられ、「日常から連れ出してくれる存在」と感じた。

 グループの先輩らの背中を見ながら「自分には向いていないかもしれない」と弱気になることもある。それでも、自らが励まされた経験から、ファンに寄り添えるアイドルを目指す。20歳の抱負には、「開拓と冒険」を掲げた。自分の進むべき道を切り開き、自信を持って新しい選択をする――との思いを込めた。

 地元を離れ、地域の魅力も再発見した。グループ唯一の東北出身者として「少しでも宮城を盛り上げたい」と意気込む。輝く舞台で古里の魅力も発信するつもりだ。

プロゴルファー 倉林紅 さん

感動与えるプレーを  

富谷市出身のプロゴルファー・倉林紅さん(8日、仙台市青葉区で)

 「皆と成長した姿で再会できてうれしい」。地元・富谷市の式典会場で今年度、プロゴルファーとしての一歩を踏み出した倉林紅さん(20)は晴れ姿で笑顔を見せた。

 兄の影響でクラブを握ったのは6歳の時。東北大会で優勝を果たすなど活躍を続けてきたが、プロの道を目指す転機は高校3年の時だった。県内で開かれた大会にプロに交じって参加し、大舞台でプレーする楽しさと緊張感を垣間見た。

 ただ、第一線の選手がしのぎを削る厳しい世界。大学には進まず練習を重ねたが、2023年から受けた2回のプロテストはいずれも不合格。友人らが自分の進路を歩む中、「この道は正しいのか。やめようか」と迷った。

 それでも黙々と練習に励み、自分の内面とも向き合い続けた。昨年11月に3回目の挑戦でプロテストに合格を果たし、昨年12月の26年度シーズンのプロツアーの出場資格を争う大会では、1位を獲得した。

 二十歳の節目で「プレーで夢と感動を」を掲げ、観客を勇気づけられるゴルファーを目指す。「感謝の気持ちを忘れず、恩返ししたい」。プロとしての挑戦は始まったばかりだ。

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