「Chrome」が起動しない不具合、原因はマイクロソフトの安全機能--対策は?(CNET Japan)

 Microsoftのペアレンタルコントロール機能「Family Safety」では、不適切なウェブサイトのブロックなどができる。しかし、この機能がGoogleの「Chrome」ブラウザーもブロックしていることが判明した。回避策も公開されている。 【画像】グーグル最新スマホ「Pixel 9a」を写真でチェック  ChromeはFamily Safety機能が有効になっていると動作しない場合があると、Googleの担当者が不具合の調査結果として明らかにした。最初の不具合報告は6月3日で、あるユーザーがGoogleのオンラインサポート掲示板に投稿した。  そのユーザーは、Chromeを起動しようとしても必ず閉じてしまうと指摘。PCを再起動しても、Chromeを再インストールしても解決しなかったという。  「『適用可能なアップデートはありません』という同じメッセージが表示されるだけだ」と同ユーザーは書き込んだ。  この問題は、Family Safety機能を設定したWindows搭載PCでのみ発生するはずだ(Family Safetyのアプリも提供されている)。同機能では、コンテンツのフィルタリングのほか、保護者によるスクリーンタイム管理やオンラインアクティビティの追跡ができる。  Microsoftの担当者はコメントの依頼にすぐには応じなかった。 これが原因でChromeが起動しない場合の対処法  回避策は2通りあるようだが、おそらく最も簡単なのは次の手順だ。 https://familysafety.microsoft.comまたはFamily Safetyのモバイルアプリを開く。 子どもの名前を選択。 Windowsタブを開き、「アプリとゲーム」に進み、Chromeのブロックを解除する。このステップの代わりに、Edgeタブにある「不適切なWebサイトをフィルター処理する」を無効にする方法もある。ただし、Family Safety機能の目的に反して、子どもが成人向けのものを含むあらゆるウェブサイトにアクセスできるようになってしまうので注意が必要だ。  The Vergeはもう1つの回避策も伝えている。複数のユーザーによると、Chromeの実行ファイル(.exe)の名称を「Chrome1」のように少し変えると、Family Safety機能を有効にしたままでもChromeが動作したという。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japan
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