イランと英仏独の核協議、厳しいものに 中ロに報告へ=イラン高官
欧州とイランの当局者は29日、イランの核開発問題などを巡り本格的協議入りが可能かについて検討を行ったが、特に目立った進展は見られなかった。2021年5月撮影(2024年 ロイター/Lisi Niesner)
[ジュネーブ 29日 ロイター] - イラン政府高官は29日にスイスのジュネーブで開かれる英仏独との核協議について、「厳しく真剣なもの」になるとの見通しを示した。会議の結果について来週、ロシアと中国に報告すると明らかにした。
「核問題の解決方法について英仏独と最終的なロードマップに合意できれば、2015年の核合意を復活させるか破棄するかは米国の手に委ねられる」とロイターに述べた。
「核問題、地域紛争、イランとロシアの軍事協力は相互に関連している」と指摘した。
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