名探偵コナンが『女性セブン』にスクープされた!? “週刊誌の表紙風” ブックカバー付録がおもしろい

劇場版『隻眼の残像(フラッシュバック)』が絶賛公開中の名探偵コナン。物語の舞台となった長野県では、国立天文台野辺山が過去最高の来場者数を記録したり、長野県庁が聖地化したりと、社会現象を巻き起こしている。

そんな最中、作品に登場する重要人物の面々が『女性セブン』にすっぱ抜かれた。公道をあり得ないスピードで爆走するスケートボードや、長野県警の二人が大人の事情をかもし出すドライブシーンも激写されてしまった模様だ。

・特別付録「名探偵コナン コミックスカバー」

2025年5月22日(木)発売の『女性セブン』19号(税込550円)。津田健次郎さんの巻頭グラビア、八木勇征さんの巻末グラビアなど、いつもの女性週刊誌……

と思いきや、名探偵コナンの特製コミックスカバーが付録として付いてくる。思わず二度見してしまったが、同誌の歴史でも初だという。

いわゆる「綴じ込み付録」になっていて、本誌からハサミなどで切り離す。

折り線に合わせて、丁寧に折り込むと……

ちょうどコミックスにぴったりのブックカバーになる!

ミニチュア版『女性セブン』の出来上がりだ。シンデレラフィットで気持ちいい! 背表紙の巻数はもちろん「7巻」で、「コナン」と「セブン」のロゴまで似せているところがニクい。

その内容ときたら、週刊誌の取材力が存分に発揮された独占スクープ満載だ。ちょっと過激な恋愛スキャンダルからお役立ち健康情報、硬派な歴史読み物まで。

一見プライバシーを保護しているようで実名を匂わせる「Kさん」呼びや、「真相・判明・マル秘」などのいかにも週刊誌っぽい表現がおもしろい。健康が気になる読者のため、脳トレコーナーがあるところなど本物の『女性セブン』そっくり。

眠りの小五郎に「良い睡眠」「悪い睡眠」を聞いているが、睡眠というより昏倒では……と要らぬツッコミもしたくなる。

小学生ながら初見の天体物理学を完璧に理解する天才少女の教育事情や、財閥令嬢の恋愛テクニックなど、映画を鑑賞した人ならニヤリとする特集ばかりだ。「特別付録 安室透 等身大ポスター」とか、普通に欲しいのですが。

(残念ながら記事本文は存在しません。あくまで表紙のパロディ)

裏表紙は国立天文台野辺山の「雑誌広告風」になっていて、非常に凝っている。本物の週刊誌みたい。

カバーは2WAYのリバーシブル仕様になっていて、裏面にはデフォルメキャラのアイコンがずらりと並んでいる。シンプルなイラストなのに、各キャラが完全に判別できるのがすごい。お好みに合わせて着替えを。

・欲しい人は急げ!

サイクルの早い週刊誌、未購入の方は今すぐに書店へ。映画鑑賞のよい記念となること間違いなしだ。少しもったいないけれど、切り取って実際にコミックスに着用させたほうが存在感があっておすすめ。360度から眺めたくなるぞ。

劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』は、シリーズ史上最速で興行収入100億円を超えて現在も絶賛上映中。今年は長野に大注目だ。

参考リンク:女性セブン公式サイト劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』公式サイト 執筆:冨樫さや Photo:PR TIMES、RocketNews24.

(C)青山剛昌/小学館 (C)NAOJ

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