ハマス幹部「トランプ政権と協議の用意」=ロシア通信社

2月5日、イスラム組織ハマスの幹部は、トランプ米政権と接触し、協議を行う用意があると述べた。写真はトランプ米大統領。4日、ホワイトハウスで撮影(2025年 ロイター/Leah Millis)

[5日 ロイター] - イスラム組織ハマスの幹部は、トランプ米政権と接触し、協議を行う用意があると述べた。ロシアの国営通信社RIAが5日、インタビューでの発言を伝えた。

それによると、ハマス政治部門幹部のアブ・マルズーク氏は「トランプ政権との接触と協議の用意がある」とし、「われわれはこれまで、バイデン前政権、トランプ政権、あるいは他のいかなる米政権との接触にも反対しなかった。全ての国際的な当事者との協議に応じる用意がある」と述べた。

同氏は3日、ロシア外務省との会談のためモスクワを訪問した。RIAのインタビューがいつ行われたかは不明。

マルズーク氏は米国が中東の主要なプレーヤーであることを踏まえると、ハマスにとって米との接触は一種の必然になっているとし、協議を歓迎すると述べた。

トランプ大統領は4日、パレスチナ自治区ガザについて、パレスチナ人が別の土地に再定住した後に米国が掌握し、経済発展させるという計画を提案した。 もっと見る

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