ウクライナ和平交渉、一定の進展も米とのやり取りは複雑=ロシア
ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官(写真)は18日、ウクライナ戦争を終結させるための和平交渉について、一定の進展があったとしつつ、米国とのやり取りはかなり複雑だと述べた。12月の代表撮影(2025年 ロイター/Sputnik)
[モスクワ 18日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は18日、ウクライナ戦争を終結させるための和平交渉について、一定の進展があったとしつつ、米国とのやり取りはかなり複雑だと述べた。
記者団に「当然ながら、議題が簡単なものではないからだ」と説明。その上で「ロシアはこの紛争を解決し、自国の利益を確保することにコミットしており、対話にオープンだ。われわれはこれを続けていく」と語った。
米国が和平仲介から手を引く可能性があるのかとの質問に対しては、それはワシントンの問題だと答えた。
これまでの進展については、エネルギー施設に対する攻撃の停止合意を引き合いに出した。
ルビオ米国務長官は18日、ロシアとウクライナの和平合意が成立する明確な兆候が見られなければ、トランプ大統領が数日以内に合意仲介を断念することになると述べた。 もっと見る
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab