【今なら30%還元中】本当に便利なの? Ankerのへんたい掃除機を使ってみた
お掃除に、合体のロマンと便利さを。
以前この記事でお伝えした、Ankerが開発しているロボット掃除機とサイクロン掃除機が合体するロマン掃除機。
掃除機を使い分けている人にとって、「それができたら便利かもなぁ…」と一度は想像したことあると思いますが、Ankerがド真面目にそれを開発し、ついに市場に投入してきました。
その名を「Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20」、本日から販売開始です。
まず価格から行くと、通常価格は9万9990円。
…ですが! 2月3日までの間は初回セールとして、Amazonでは30%ポイント還元を行なっています。ポイント還元を差し引くとギリギリ6万円台でポチれる計算ですね。これは強い…ッ!
さて、ではこの3in1掃除機。「本当に便利なの?」が気になるところ。今回は、Ankerから試用モデルを送って頂いたので、発売前に試してみたので使用感をお伝えしますね。
結論から言うと、それぞれ満点ではない。でも、楽させてくれる。です。
異なる掃除機をドッキング。ゴミ捨て一元化の魅力
特徴的なのがやはりこの形状です。
ロボット掃除機の吸引モーター・ダストボックス・バッテリー部を兼ねているのが、サイクロン掃除機の本体。
取り外しを前提に作られているので、形状はちょっとゴテゴテしています。もちろん、僕は好きです。メカメカしくて。
今回は発売前の試用なので、アプリの機能は試せていませんが、レーザーマッピング機能や障害物回避機能などもしっかり備わっています。間取りの複雑な部屋でもお掃除お任せできるポテンシャルを持っています。
サイクロンユニットは簡単に取り外すことができて、ある時はハンディ掃除機として、テーブルや棚の上など細かな場所の掃除に使えますし…
そしてまたある時はスティック掃除機として、床もしっかりと掃除することができます。これ1台で!
ロボット掃除機ユーザーの多くって、スポット掃除用に何かしら別の掃除機を用意していると思うのですが、これなら実質1台で、床掃除の自動化〜スポット掃除まで幅広くこなせるってわけですね。
3in1のメリットは? → ゴミ捨てめっちゃ楽です
使っていて嬉しかったのが、ゴミ捨てが楽になったところ。
充電ステーションは自動ゴミ収集に対応しているので、環境によっては1ヶ月〜2ヶ月くらいゴミ捨てしなくてもOKそう。
さらにサイクロン&ダストカップがロボット形態と共用なので、スティックやハンディで吸引したゴミも回収してくれるんです! 個人的にはここがめちゃくちゃ刺さりましたね。
自動ゴミ収集のロボット掃除機に慣れちゃうと、スティック掃除機のゴミを捨てるのが本当に面倒で面倒で…。ダストカップの中はいつもギュウギュウにゴミが詰まってて目を背けたくなりましてね…(目を背けるだけでギリギリまでゴミを捨てません)。
この問題をなんとかしたかったのですが、自動ごみ収集対応のスティック掃除機は高価ですし、ロボット用とスティック用でステーションを2台並べるのもスペース的にキツイなってモヤモヤ。
でも、「Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20」なら1台で掃除後のゴミ捨てから開放されますからね! これは大きなメリットだなと。
使っていて気になるところもある
一方で使っていて気になったところもあります。
まず、ヘッドは結構簡素な感じ。LEDなどで照らす機能はありませんし、大ぶりでそれ自体結構な重量があるので、小回りの利くモデルではありません。
また、本体(サイクロンユニット)も重めで重量バランスもあまり良くないですね。これは、脱着システムと大容量バッテリーとの両立のため、やむなしだったところかもしれません。
「Eufy RoboVac X8 Hybrid」との比較ロボット形態では背が高め。購入前に家具の高さをチェックしましょう。
ざっくり計測したところ、頭頂部までは実測値で11.5cm程度。これまで使っていた「Eufy RoboVac X8 Hybrid」ではくぐれたデスクの足回りも進入できませんでした。ここはお家によっては要注意かな。
スティック部と刷毛ノズルの収納場所はありません。
なので、おそらく自然とこの立てかけスタイルになりそう。床からモノを浮かせたい僕は気になっちゃったんですけど、気にしない人も多いかもしれませんね。
また、ノズルの脱着がかなり固め。ゴミに気づいてロボットからサイクロンユニットを取り出し、形態変化させるのに手間取り、若干の面倒くささも感じたことをお伝えしておきます。
掃除後の手軽さ重視なら買い、フットワーク重視ならステイかなぁ
こうして、部屋の掃除機がこの1台で完結する点や、ゴミ捨てから開放される点。そして合体変形機構にロマンみある!といった点は優秀。
一方で、ロボット単体、スティック・ハンディ掃除機単体として見ると、便利な側面だけでなく課題もある。と感じました。やっぱ専用機には一歩及びませんね。sかなり挑戦的なプロダクトだと思いますが、個人的にはぜんぶまとめて、これだけありゃいい!という力技解決も大好物なので、僕は意外と満足しているんですよね。
なにより、自分で使いこなすギア感があって、掃除毎にちょっとテンション上がりますし。変形はロマンだよ!
Source: AmazonPhoto: 小暮ひさのり