イラン、イスラエルとの停戦交渉拒否 仲介国に表明=当局者

6月16日、 イランは、イスラエルとの停戦交渉について、攻撃を受けている間は交渉に応じないと仲介役のカタールとオマーンに表明した。写真はテヘランのバザールで15日撮影。情勢緊迫化を受け休業中の店舗が多い(2025年 ロイター/Majid Asgaripour/WANA)

[ドバイ 16日 ロイター] - イランは、イスラエルとの停戦交渉について、攻撃を受けている間は交渉に応じないと仲介役のカタールとオマーンに表明した。当局者が15日、ロイターに明らかにした

当局者によると、イランは、イスラエルによる先制攻撃への対応を終えてからでないと真剣な交渉には応じない方針で、「攻撃を受けている間は交渉しない」とカタールとオマーンに表明したという。

また、イランがカタールとオマーンに対し、停戦の仲介と核協議の再開を米国に働きかけるよう求めたという報道は不正確だと述べた。

イラン外務省、カタール外務省、オマーン情報省はロイターのコメント要請に応じていない。

オマーンとカタールはイラン、米国両国と良好な関係にあり、イスラエルとも直接対話している。

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