道8区 向山氏に「大物テコ入れ」、逢坂氏に「新たな支持基盤」大泉市長の動きも加わり…激戦区を徹底取材
2026年 2月 4日 16:00 掲載
衆院選の投開票まであと4日となりました。道南の北海道8区には自民と中道の前職が立候補しています。 この2人の一騎打ちをめぐり、知名度抜群の函館の大物の動きが波紋を広げています。何が起きているのでしょうか。 自民 麻生太郎副総裁) 「向山は極めて能力が高く、政調会長も応援に来る、みんなで応援に来る、そう言ったタマは大事なタマです」。 先月31日、函館市内で行われた自民・向山淳さんの総決起大会。麻生太郎副総裁と小林鷹之政調会長が応援に入りました。 勝つぞコール「勝つぞ!勝つぞ!」 道8区の選挙戦には、自民の大物が続々とテコ入れに入ります。 小野田 経済安保担当大臣) 「この地域の未来を明るくするために、日本を強く豊かにしていくために、向山 淳の力が必要です」。 自民・前 向山淳候補) 「多くの方が、熱を持って応援しますと言っていただけている中でそれを着実な票に繋げていく」。 さらに、この人も。俳優の大泉洋さんの兄、大泉潤・函館市長です。 函館市 大泉潤市長) 「国の頂点を狙える、日本を変えられる政治家、地方を変えてくれる政治家に函館・道南は出会った」。 3年前の函館市長選で立憲の支持を受け初当選した大泉市長。立憲の逢坂さんともグータッチを交わす仲でした。 しかし、おととしの衆院選では「中立」の立場。そして今回、自民側の応援に転じました。新幹線の函館駅乗り入れなどを実現するため、国政与党との関係を重視したとみられています。 関係者によりますと懇意にしていた菅義偉・元総理から「向山さんの応援よろしく」と電話があったということです。 8区では自民の候補が4連敗中。与党議員としての実績を訴えながら、悲願の小選挙区での勝利を目指します。 自民・前 向山淳候補) 「みなさまにお約束したこの地域のために働く。そのために全力を尽くしてきました。働いて働いて働く内閣、だから私もその一環として一年生、女性何も関係なく政府の約束もってしっかり政権を支えてもらいます」。 一方、こちらは危機感を強めます。 中道・前 逢坂誠二候補) 「(大泉)市長が何かよくわからない判断をして、自民党の方を応援するって。それに負けるわけにはいかないんだ!」。 7期目をめざす中道の逢坂誠二さん。立憲では党の代表代行を歴任し、中道では選対事務局長を務める野党第一党の重鎮です。「裏切り」ともとれる大泉市長の動きに不満を露わにします。 中道・前 逢坂誠二候補) 「市長と連携というか、密に連絡取り合いながらやっていたのが、突然まさに手のひら返すっていうかね。人の心ってどこにあるのかなって思いますね」。 有権者の声に耳を傾けることを重視する逢坂さん。真冬の超短期決戦でも手袋を外し握手をしながら地元を回ります。 「何年生? 5年生か」 この日は、自身の支援者でもある北斗市のクリニックを訪れました。地域医療を守るため、これまでの実績を訴えます。 中道・前 逢坂誠二候補) 「人の命と暮らしを守るのが政治の役割なので病院の経営や薬の流通の不足に関してもずっと取り組んできました」。 医療スタッフ) 「頑張ってください」。 中道・前 逢坂誠二候補) 「腱鞘炎が悪くなったら注射しにきます!」。 新党「中道」からの立候補となり、街頭演説には旧・公明党の支持者の姿も見られます。さらに、無党派層にも浸透するにはいかに政治信念が伝わるかが勝負の分かれ目だといいます。 中道・前 逢坂誠二候補) (Q:立憲から中道になったことはプラスですか?) 「いや、それは分からないな。票欲しさにくっついたのかって思ってる人もいるかもしれないし、ただ、私は立憲の時も中道になってからも、政策的には何も変わってないんで」。 新たな味方がついた向山さんか。新たな支持基盤がついた逢坂さんか。勝者を決める投開票日まであと4日です。
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