「え、何この魚」「奇跡みたいな遭遇」手のひらサイズの『カジキ』を捕獲したら“大バズり”。リポストといいねが大変なことに。「背びれとくちばしもありました」
ハイサイ探偵団のメンバーとして活躍する「パンチ」こと伊志嶺建太さんが、これまでの印象に残った魚を語ってくれました。お昼休みにふらっと行った釣り場でまさかのGTや、15センチのカジキを捕獲したとか…。
目次
ハイサイ!
沖縄県で活動するハイサイ探偵団のパンチ伊志嶺と申します。今回は簡単な自己紹介と、今まで釣りをして来た中でハプニングというのか驚いた事を2つほど紹介したいと思います!!
パンチ伊志嶺さん。
まずは自己紹介です!
パンチというのは、若気の至りからパンチパーマを当てていた事から、パンチというあだ名が付きました(笑)。元プロ野球選手のパンチ佐藤さんが好きだったので苗字も引っ付けてパンチ伊志嶺という名前で活動しています!
パンチパーマ時代のパンチさん。
20歳頃から本格的に釣りを始めて今年で約8年。今は釣り系YouTuberハイサイ探偵団の一員としても活動しております。気になる方はハイサイ探偵団の方で検索お願いいたします。
エギングやオフショアなどさまざまな釣りを楽しむパンチさん。
それでは一つ目からいきましょう!
現在は沖縄本島に住んでいますが、以前は本島から南西へ約300km。宮古島の隣にある伊良部島に住んでいました。自然豊かな島で食べ物に困ったら「海に行けばなんとかなる」って感覚でした(笑)。
そんな島で、当時は養殖関係の仕事をしていたある日。
いつものようにお昼休みに海を眺めていたら、
「こんな所に岩ってあったっけ?」と一瞬思うほど、巨大な“黒い影” がゆっくり漂っていた。目を凝らすと…
岩じゃない、魚!
急いで冷凍庫に置いていたエサを付けて投入。すると、まさかの 即バイト!!ただ、足元は障害物が多いポイント。走られたら一瞬で切られるため、泣く泣くの フルロック勝負…。
竿がギシギシと悲鳴を上げる中、全力で耐えて——
約1分で勝負アリ!
上がってきたのはまさかの…
20キロのロウニンアジ(GT)。
お昼休みにGTを釣ってしまうという驚きの釣果に。
お昼休みに、ただ海を眺めてただけのつもりが、まさかの “記憶に残る一本”。自分でも現実なのかなと疑ってしまう事を起こしてくれる宮古島の海のポテンシャルに感謝です。
伊良部島のマグロ漁船に乗っていた時の出来事です。夜の海に集魚灯(※魚を集めるためのライト)を焚き、マグロを狙っていました。
集魚灯の周りには、小魚 → それを狙う中型魚 → さらに大型魚… と、まさに海の食物連鎖がギュッと凝縮された“小さな海の舞台”が出来上がります。
そんなときに、水面に“見たことのない影”がフワッと浮かび上がってきました。明らかに見慣れないシルエットがスーッと横切る。
「…え? 何この魚?」
恐る恐るタモで救ってみると——手のひらサイズ、約15センチ。
まさかの “カジキの赤ちゃん”。こんな小さなうちから特徴的なクチバシと背びれがしっかり付いていて、
手のひらサイズのカジキ。こんな小さくてもカジキの身体的特徴はしっかりとあるのに驚いたという。
「こんな小さくてもカジキなんだ…」と感動。
この写真は別日に撮影した30センチほどのカジキ。
記念に撮影した写真を何気なくXに投稿したところ、一晩で大バズり。リポストといいねが爆増し、その勢いで Yahooニュースにも掲載される事態に!
こんな奇跡みたいな遭遇、漁師人生でも滅多にないらしい。
まだまだ書き足りない事は沢山ありますがたった8年ですが、色んな事が凝縮された釣り人生。沖縄のこんな釣りやあんな釣りをこれからも皆様に共有できたらと思ってます!
今後ともよろしくお願いします。