「小泉備蓄米」3つの格差が浮き彫りに 地方や中小スーパーで「不公平感」中堅スーパー「コメの売り上げは変わらない」「行列」より「普段米」を選ぶ消費者心理も
小泉農相がスピード感を持って市場に放出している「小泉備蓄米」ですが、「格差」が指摘されている。 小泉備蓄米をめぐる3つの格差 ・地域の格差 ・消費者意識の格差 ・スーパーが感じる格差 ー地域の格差ー 今話題になっている5キロ2000円の「小泉備蓄米」が並ぶ店舗の出店状況をまとめると、多いところでは東京都で約2200店舗。少ないところでは、鳥取県で約60店舗ということで、ここに不公平感を感じている地方のスーパーの方もいるようだ。 地域の流通に格差が生まれる理由として、流通アナリストの渡辺広明氏によると、「人口が多い場所で、多くの人の手に届くようにまずは物流効率が良い関東に集めたとみられる」「大手スーパーだと店舗があるような都市部にしか対応できないが、コンビニだと市区町村へ流通可能。津々浦々に備蓄米を流通できる」と言います。 -スーパーの格差- 街の人からも「備蓄米」を「スーパーで見ていない」という声がよく聞かれる。 「古古米」を取り扱っていない大阪市内にあるフレッシュマーケットアオイの内田寿仁社長は、売り上げへの影響について「普段と変わりなくコメは売れている」と話す。
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