前場に注目すべき3つのポイント~半導体やAI関連からソフトウェアや金融株へシフトか~
三菱重 <日足> 「株探」多機能チャートより
■三菱重工<7011>三菱重工コンプレッサ、CO2圧縮機の生産性向上、試運転能力3倍
■半導体やAI関連からソフトウェアや金融株へシフトか 31日の日本株市場は、米国市場の流れから半導体株にらみの展開になりそうだ。28日の米国市場はNYダウが9ドル安、ナスダックは138ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長は、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し、物価目標を上回るインフレ率について懸念を示した。ウォーシュ議長の発言を受けて早期利上げ観測が高まり、米長期金利が上昇したことが重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比670円安の65780円。円相場は1ドル=160円10銭台で推移。 日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで65660円まで売られる場面もみられた。ただし、25日線(65710円)が支持線として機能する形で持ち直しており、日中比620円安の65830円で終えた。75日線(66620円)とのレンジ内での推移が続いており、方向感に欠けていた。米国ではエヌビディアなど半導体株の弱さが目立ってきたことで、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>やキオクシアHD<285A>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクG<9984>といった半導体やAI関連株の動向をにらみながらの相場展開になりそうだ。一方で、米国では決算内容が評価されたセールスフォースが引き続き強い値動きをみせていたことで、ソフトウェア関連の中小型株には個人主体の資金流入が継続するかが注目される。
日経225先物先物が25日線を割り込んでくると、売り仕掛けの動きが強まる可能性があり、先物市場に振らされる局面では売り一巡後のリバウンド狙いに向かいやすいだろう。また、半導体やAI関連株には利食いの流れが強まるとみられ、売り一巡後の底堅さを見極めることになろう。指数インパクトの大きい半導体株の不安定な動きが続くようだと、金利先高感からのメガバンクなどTOPIX型にシフトしやすくなりそうだ。 ■アイダ、1Q営業利益 63.9%減 4.57億円アイダ<6118>が発表した2027年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比17.3%減の153億4700万円、営業利益は同63.9%減の4億5700万円だった。国外グループ会社に対する高速プレス機売上の減少。汎用プレス機、サービス売上が増加したものの、高速プレス機売上が減少した。2027年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.7%増の800億円、営業利益は同0.2%増の57億円を計画。
■前場の注目材料 強気材料 ・日経平均株価は上昇(66405.56、+273.58) ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請・三菱重工<7011>三菱重工コンプレッサ、CO2圧縮機の生産性向上、試運転能力3倍
・日本精機<7287>デンソーのHUD買収、コスト競争力向上 ・NTN<6472>車両の横揺れ予測、等速ジョイント解析 ・シンフォニアT<6507>社長・山国稔氏、半導体・防衛、設備を増強 ・ソディック<6143>ワーク最大43kg可搬、形彫り放電加工機向け自動交換装置 ・日本精工<6471>NSKマイクロプレシジョン、プロ仕様径35ミリ径投げコマ、高精度軸受採用 ・FFRIセキュリティ<3692>NECなどと、国産技術で供給網防御、全域を24時間監視 ・丸文<7537>蘭アクセレラエーアイ契約、エッジAI技術支援 ・NGK<5333>米エアキャプチャーとCO2回収で協業、福島で実証 ・積水化学工業<4204>上海に新拠点、車デザインガラス、展示・共創 ・AGC<5201>大林組と、廃棄窓ガラス循環利用、建築用透明フロート ・JDSC<4418>日鉄興和不動産と、ロボでビルの水回り清掃、AI活用 ・霞ヶ関キャピタル<3498>和歌山でリゾート運営、和歌山マリーナシティ買収 ・JR西日本<9021>在来線の有料座席サービスを大幅増発、10月から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 鉱工業生産(7月) 予想3.4% 前回4.9% ・08:50 小売売上高(7月) 予想3.0% 前回0.6% <海外> ・10:30 中・製造業PMI(8月) 予想49.5 前回49.2 ・10:30 中・サービス業PMI(8月) 予想49.5 前回49.0 ・10:30 中・総合PMI(8月) 前回49.3 《YY》