台風5号発生へ…気象庁の予想進路、米軍やヨーロッパの見方は 関東に接近恐れ…2025年7月11日18時の実況
気象庁の2025年7月11日午後6時の実況によると、小笠原近海にある熱帯低気圧が24時間以内に台風に変わる見込みで、発生すれば台風5号となる。14日にも関東地方に接近する可能性がある。気象庁の進路予想に加え、米軍合同台風警報センター(JTWC)とヨーロッパ中期予報センターの見方も参考に調べた。
気象庁の進路予想
台風5号に変わるとみられる熱帯低気圧は7月11日午後6時現在、小笠原近海にあり西北西にゆっくり進んでいる。12日午後6時時点では父島の西南西約150キロの海上で台風に発達しているとみられる。中心気圧は1000ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートルの見込み。
予想進路にはまだ幅があるが、台風は速度をあげながら北上して14日にも関東地方に接近するとみられる。同日午後3時の中心気圧は994ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速20メートル、最大瞬間風速は30メートルの見込み。その後は東北地方に近づき、15日午後3時には千島近海で温帯低気圧に変わる見込み。
米軍(JTWC)の見方
米軍合同台風警報センター(JTWC)によると、台風5号に変わる見込みの熱帯低気圧は気象庁と同様、14日に関東地方に接近する進路を取るとみているようだ。関東地方に近づく14日午後3時の中心付近の最大風速は23メートル程度との見方だ。
中心付近の最大風速 7月12日午前3時:15メートル 7月12日午後3時:18メートル 7月13日午前3時:21メートル 7月13日午後3時:26メートル 7月14日午後3時:23メートル
7月15日午後3時:20メートル
ヨーロッパ中期予報センターの見方
リアルタイムの気象情報を提供するチェコの企業「ウィンディ・ドットコム」では、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって提供された解析気象データを基に台風の10日先までの動きを、アニメーションを使い視覚的に分かりやすく知ることができる。画面左下の「▷」ボタンを押すと、台風の動きが再生される。
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