Bリーグオールスター2026は長崎3DAYS開催…“3日間アリーナ使用”は10年目で初の試み

4時間前

2026年1月にオールスターが開催されるハピネスアリーナ[写真]=B.LEAGUE

 5月15日、Bリーグは来シーズンのオールスター『B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI』の概要発表会見を開催。記念すべき10年目の祭典は、『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2026 IN NAGASAKI』と題して、1月16日(金)から1月18日(日)の3日間にわたりHAPPINESS ARENA(ハピネスアリーナ)で行われる事になった。

 オールスターの開催地については、2023年7月の時点で2025年が船橋(LaLa arena TOKYO-BAY)、2026年が長崎(ハピネスアリーナ)と発表されていたが、今回は開催日と大会名、大会コンセプトなどが公表された。例年と同じ「選手・スタッフ・ファンとともに“新しい世界”を作っていく」という想いを込めた造語「FANDER WORLD」をテーマにイベント全体を盛り上げていく。

 2023年に沖縄でアリーナ周辺施設を使用した初の3DAYS開催という試みがあったが、今回はハピネスアリーナだけで3日間のイベントを開催。いわゆるメイン会場を3日間使用してのオールスター開催というのは、Bリーグ開幕10年の節目で初の試みだという。イベントの詳細などは調整段階で未定なものの、会場外でもオールスターの“お祭り気分”を味わえる様々な取り組みも予定されているようだ。

 島田チェアマンは、例年より約半年も早い異例の概要発表会見開催となったことについて、「経済効果、社会的価値を最大化するため、地元での機運醸成を高めるため」と説明。今大会は遠方から宿泊するファンが増加することを見据え、船橋開催だった2024年の経済波及効果12.8億円を超える「過去最高」規模のオールスターになると見込んでいる。

 会見に出席した長崎市の鈴木史朗市長は、2024年10月に開業したハピネスアリーナについて、「“地方創生の即戦力”ということで、早くも街に賑わいをもたらしてくれています。今大会はその実力を遺憾なく発揮してもらえるイベント」とコメント。また、「交流人口が生まれ、長崎にとって大きなチャンスになる」と期待感も口にし、「長崎の魅力を思う存分味わっていただけるようなイベントを企画していきたい。長崎に熱い視線が注がれる大会。チャンスととらえて関係者が“ワンチーム”となって取り組んでいきたい」と意気込んだ。

 同席したB1長崎ヴェルカ伊藤拓摩社長も「ワクワクする思いと同時に使命感がでてきました」と率直な思いを口にし、「長崎市、長崎県内でのバスケ熱は高い。一体となってオールスターを盛り上げられると思います。Bリーグ過去イチ盛り上がったオールスターだと言われるようにしたい」と力を込めた。

 イベントの詳細やファン投票、チケット販売の日程などは、例年通り10月頃に発表される予定だ。

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