金利ある世界での利払い費、非常に重大な課題と認識=石破首相

 2月21日、石破茂首相(写真)はの衆院予算委員会で、「金利ある世界」での国債利払いについて「かなりの意識」があり、「非常に重大な課題と認識している」と述べた。写真は米ワシントンで7日撮影(2025 ロイター/Kent Nishimura)

[東京 21日 ロイター] - 石破茂首相は21日の衆院予算委員会で、「金利ある世界」での国債利払いについて「かなりの意識」があり、「非常に重大な課題と認識している」と述べた。階猛委員(立憲)への答弁。

階氏が国債を借り換えるたびに高い金利に置き換わるなどの問題がある中で、政府には利払いに対する危機感が足りないと指摘。首相は 年限の短い国債は長いものに比べて利払いが抑えられるがすぐに借り換えが必要で「金利上昇リスクがあるのは当然」と応じた。

これを考慮した上で、「市場参加者との対話を丁寧に行いながら、ニーズを踏まえた年限別の発行計画を策定し、安定的な国債発行につなげていく」との考えを示した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

関連記事: