英国行きエア・インディア機が墜落、西部アーメダバード 242人搭乗
[アーメダバード(インド) 12日 ロイター] - インド西部の都市アーメダバードで、242人が搭乗したエア・インディアの英国行き旅客機が離陸直後に市街地に墜落した。多くの死者がでているという。
事故機はロンドンのガトウィック空港に向かっていたエア・インディア171便で、機体はボーイング787-8型ドリームライナー。乗員乗客242人で、乗客の国籍はインドが169人、英国43人、ポルトガル7人、カナダ1人で、大人217人、子ども11人という。
管制当局によると、同機は現地時間午後1時39分(日本時間午後5時9分)に離陸、緊急事態を知らせる「メーデー」を発信したが、その後の応答はなかった。
6月12日、インド西部の都市アーメダバードで、200人以上を乗せたエア・インディア機が離陸直後に墜落した。写真は同日、アーメダバードの事故現場で撮影された映像から。通信社ANI提供(2025年 ロイター)
テレビでの映像では、飛行機が住宅地の上空を飛行、画面から消えた直後に巨大な炎があがる様子が確認できる。
警察によると、機体は州立医科大学の宿舎に墜落。多くの医学生も巻き込まれたとみられている。現場からは100人以上の遺体を収容したという。
データベースの記録によると、2011年に商用運航を開始したドリームライナーの墜落は初めて。アーメダバードはモディ首相の故郷グジャラート州にある。
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