ビットコイン、10万ドル割り込む──流動性危機がリスク市場を直撃し、暗号資産関連株も急落(CoinDesk JAPAN)
投資家は財政赤字を非難したがるが、その中で見落とされがちなのは、赤字によって市場に溢れる資産押し上げ効果のある流動性だ。 政府閉鎖は、仮に一時的に赤字を縮小または逆転させたとしても、市場には正反対の影響をもたらし、流動性を枯渇させているようだ。市場ウォッチャーのメル・マティソン(Mel Mattison)氏は、米連邦政府は9月、1980億ドル(約31兆円、1ドル=155円換算)の財政黒字を計上したと指摘した。 10月のデータは13日に発表されるが、米政府機関の大半が1カ月間閉鎖されていたことを考慮すると、さらに大きな黒字を示す可能性が高い。 「ここ数カ月、いや数年間で最も財政流動性が枯渇した時期の一つだった」とマティソン氏は13日に述べた。 マティソン氏によれば、喜ばしいことに、「今まさに洪水のような資金が流れ込もうとしている」。 「(トランプ政権は)今後数四半期で財政支出を津波のように解き放つだろう。中間選挙を勝ち抜かなければならない」とマティソン氏は指摘し、今後数週間は不安定な動きが続く可能性があるが、流動性が回復すれば価格の上昇トレンドも戻るはずだと述べた。 |翻訳・編集:山口晶子|画像:11月13日のビットコインの値動き(CoinDesk)|原文:Bitcoin Crumbles Below $100K, Crypto Stocks Eviscerated as Liquidity Crunch Hammers Risk Markets
CoinDesk Japan 編集部
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