女子決勝「Wみゆう」対決は長﨑美柚に軍配! 盟友・木原を撃破しスターコンテンダー初優勝【卓球 WTTリュブリャナ】
長﨑美柚 PHOTO:World Table Tennis
<2025年6月17日(火)~6月22日(日)WTTスターコンテンダーリュブリャナ/スロベニア>
【結果速報】『WTTスターコンテンダーリュブリャナ2025』6月17日(火)〜22日(日)開催
6月22日、女子シングルス決勝で長﨑美柚(23=木下アビエル神奈川/世界ランク26位)が木原美悠(20=個人/世界ランク25位)をゲームカウント4-1で下して優勝を果たした。
世界卓球2023女子ダブルス銅メダルの実績を持つ"Wみゆう"こと長﨑と木原の日本人対決となった女子シングルス決勝。
国際大会の戦績は長﨑の4勝3敗とほぼ互角の両者。第1ゲームを奪ったのは長﨑。序盤で2-6と離されたもののフォアドライブとチキータで巻き返し、終盤7-10からの5本連取でゲームを奪った。
第2ゲームもサーブ・レシーブで上回った長﨑がフォアハンドでたたみ掛けて11-2で連取。
続く第3ゲームは木原も台上から積極的に仕掛けるが長﨑のフォアドライブが止まらない。広角に攻めて木原のミスを誘い、ゲームカウント3-0で王手をかける。
第4ゲームはしゃがみ込みサーブで木原が流れを引き寄せる。長﨑のレシーブミスを誘いゲームを奪い返すが、第5ゲームは出足から長﨑がフォアで攻めて5-1とリードを広げる。
ストレートのボールも巧みに使い、落ちついて両サイドを攻めた長﨑が11-6で奪い勝利。
2024年5月のWTTコンテンダーリオ以来、スターコンテンダーでは初となる女子シングルス制覇となった。
敗れはしたが木原も堂々の準優勝。早田・伊藤・平野ら黄金世代の次の主力と言われながら、近年は張本美和や大藤沙月の影に隠れがちだった両者。
今大会は次々と強豪を連破し、復活をアピールする素晴らしい戦いぶりだった。
<WTTスターコンテンダーリュブリャナ 女子シングルス決勝> 長﨑美柚 4-1 木原美悠
12-10/11-2/11-4/7-11/11-6