「イット!」青井実キャスターの社員・スタッフに対する不適切な言動でフジテレビが申し入れ|FNNプライムオンライン
フジテレビは「Live News イット!」に出演している青井実氏が、同番組で勤務する社員及びスタッフに対する不適切な言動があったとして、今後そうした言動をしないよう申し入れました。
フジテレビが2月から弁護士を交えて行った調査によりますと、「Live News イット!」でメインキャスターを務める青井実氏は、2024年5月ごろ、番組リハーサル中に、フリップの演出が上手くいかなかったことに対し、強い口調でスタッフを叱責しました。
また2024年10月、放送終了直後、速報ニュースの対応をめぐり、自身がつけていたピンマイクを強い調子でキャスター台の上にある箱に放り投げ、その後、同番組で勤務する社員及びスタッフに対して、相当に厳しい口調で叱責しました。
フジテレビは「職場における安全配慮の観点から問題と考えている」として、青井氏に対して、今後こうした言動がないよう申し入れました。なお、「共演者との関係についても、適正なコミュニケーションに努めてほしい」と求めました。
また、これに関連して、フジテレビ社員の対応についても不備があったとして、8日、処分を決定しています。
今回の件について、青井キャスターは9日の番組の中で以下のようにコメントしました。
青井キャスター: 今、コンプライアンス強化が進められていく中で、私自身についての事案が上がってきました。 2月より既にフジテレビのコンプライアンス推進室から、弁護士を交えてヒアリング調査をしていただきました。そして、それに対するフジテレビからの厳しい申し入れを受け取りました。真摯に受け止めたいと思います。 日々ニュースをお伝えする報道の現場で、当日、速報ニュースに対応する中で、スタジオで叱責や不適切な言動をしてしまいました。制作陣や仲間に対して、私自身の言動について深く反省しており、申し訳なかったと思っています。本当に自分の未熟さが出てしまったと痛感しています。 言葉を扱う仕事に就いている者として、相手に言葉を使って伝えている者として、あってはならないことだと強く感じております。 この仕事は自分一人で仕事をしているわけではなく、本当に大勢のスタッフによって、番組というのは支えられて作られているわけです。そのチームのみんなの思いを受け止めて、受け取って、これからもニュースをお伝えしていきたいと思います。
この度は本当に申し訳ありませんでした。