町の中心部でクマに追いかけられる 中学2年生の男子生徒が逃げ切りケガなし 現場近くには足あと(山形・河北町)
町の中心部でクマに追いかけられる 中学2年生の男子生徒が逃げ切りケガなし 現場近くには足あと(山形・河北町)
山形県の河北町の中心部にクマが出没している問題で、クマに子どもが追いかけられていたことがわかりました。追いかけられたのは中学2年生の男子生徒で、クマは途中で追いかけるのを断念し、ケガはありませんでした。
町などが午後1時ごろからドローンを使い上空から熊の捜索を開始しましたが、クマはどこにいるのかわかっておらず、警察が注意するよう呼びかけています。
場所は住宅街で、目撃現場付近では熊のものと思われる足あとが確認されています。
■何があったか
25日の午前7時20分ごろ、河北町谷地の河北町民体育館近くでクマ1頭が目撃され、その後クマは町内の数か所で目撃されていることがわかりました。
クマの体長はおよそ1メートルとのことです。
クマは最初に目撃された場所から北上するように町内の数か所で目撃されているということで、午前11時ごろに吉田東線ポケットパークで目撃されたのを最後に、見失ったということです。
町や警察によりますと、現時点で人的被害や物的被害は確認されていません。
警察は「付近にお住まいの方や付近を通行される方は、クマが潜んでいる可能性があります。不要不急の外出は避けて下さい」「新たにクマを目撃された方は、絶対に刺激 することなく、直ぐに自治体や警察に通報してください」と注意を呼びかけています。
【クマが変化「非常にまずい状態」市街地にクマが出没する理由を専門家が分析し見えた”クマの新しい生態” 「山にエサがない」のに「農作物が実る」ことも理由か(山形)】https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2122924?display=1