大容量・固定費ゼロ。UGREENの「NAS」で“脱クラウド”が達成できた
ついに「答え」が出た気がします。
画像・動画データの保存先として思い出を残したり、仕事で使うファイルの置き場所にしたりできる便利なクラウドストレージ。スマホ全盛期な現代ですから、写真や動画の“置き場所”としてクラウドを選んでいるという人も少なくないかも。
でも、それで満足してます?
だって、クラウドって無料で使える容量は“雀の涙”。「使えるレベルの容量」を確保するならサブスク課金で維持費キツイぞ…とね。はい、まさに今僕がそう。
かといって、外付けストレージ(HDD/SSD)も利便性がイマイチなんですよねぇ…。いつでもアクセスできるクラウドとは違いますし、物理的なドライブを持ち運ぶのは、データ破損・紛失のリスクもありますし…。
そこで、たどり着いたのが第3の選択肢、「NAS」です。
NASってなに? → ネットワークにつながる大容量ストレージ
NASの正式名称は「NAS(Network Attached Storage:ネットワーク接続型ストレージ)」といいます。読み方は「ナス」でOK。
特徴を3点でまとめますと…
・好きな容量のHDDをセットして大容量ストレージをつくれる
・Wi-Fiルーターにつないで自宅のネットワークにつなげられる
・パソコン、スマホ、タブレットなど、どんな機器からでも使える
といった感じのストレージ。
NASはデスクトップPCのように、有線LANでネットワークにつなげて利用します。
PCやスマホをNASにつなぐときはケーブルは不要で、ネットワーク(有線LANやWi-Fi)を通じてファイルを置いたり取り出したりできるので、クラウドストレージと使い勝手は似ていますね。
でも、クラウドと違って物理的に自宅に置くものなので、他の人に見られる心配はないし、容量も自分で決めることができます。当然、サブスクもいらないのです(ものすごく重要)。
このNAS、選択肢はたくさんありますが、今回は「クラウドに代わる選択肢」として注目したのが、「UGREEN NASync DXP2800」。
2台のベイ(ストレージの取り付けスペース)と内部にM.2 NVMe SSDスロットが2つ。組み合わせて合計最大64TBまでの容量をサポートしています。
もちろん、それ以下でもOK。好きな容量のHDDやSSDを突っ込んで自分が欲しいサイズのストレージをつくれるのがいいなって。
また、スマホから直接データのやり取りができるので、USBの外付けストレージよりもお手軽。たとえばスマホの写真を外付けHDDにバックアップしようとしたら、わざわざPCを起動して、PCを介して外付けHDDにコピーしないといけませんけど、NASならPCいらずですからね。
ちなみにLANポートは高速な2.5GbE対応。高速転送に対応できるポテンシャルが備わっているのも期待感マシマシでございます。
スマホから自動で写真送り込めて「ほぼクラウド」じゃん!
使ってみてすぐに結論出ました。これはまさにクラウドを置き換える存在だと。
まぁ、聞いてくださいよ。
スマホでクラウドストレージが必要な理由って、やっぱ「写真・動画のバックアップ」じゃないですか。
「手軽に保存したい」「いつでも見直したい」という使い勝手を考えると、クラウドしか勝たん。となってくるわけです。
でも、逆に考えますと「手軽に保存」「いつでも見直し」ができれば、クラウドである必要がないわけです。
なのでUGREENのNAS。
UGREENのNASでは、スマホの写真・動画ライブラリをバックアップできるんです!
バックアップした写真や動画はスマホアプリからいつでも見直せますし、ダウンロードもOK。PCのブラウザからだって、NASにアクセスしていつでも見返せます。
また、物理的な接続不要でWi-Fiやインターネット通信でバックアップできるので、まさにクラウドに保存しているような使用感。
さらに便利なのが、「UGREEN NASync DXP2800」は家族みんなのバックアップ先になってくれるところ。
複数のユーザーアカウントにアクセス権を設定でき、スマホの写真もアカウントの個人フォルダへとバックアップされていくため、メディアがごちゃつく心配もありません。
自分がおいしい思いをするだけでなく、家族やグループ全員のスマホ容量不足・クラウド依存をまるっと解消。写真・動画管理のシンプル化と効率化を果たせて、「みんなが幸せになるテクノロジー」だなぁ、これは!
──でもNASは家庭のネットワークじゃないとつながらないんでしょう? クラウドは外出先からでもアクセスできるからなぁ…。
とか思うじゃないですか。
僕も最初そう思っていたんですが、この「UGREEN NASync DXP2800」はインターネット経由のリモートアクセスもサポートしているんですよね。おかげで外出先からだとしてもバックアップした写真や動画を見られるわけで、「手軽に保存」「いつでも見直し」の両方が見事にサポートされちゃっているのです。
もうクラウドと変わらないじゃない?
さらに驚いたのが、フォトクラウドにあるような画像認識と分類機能まで備わっているということなんですよね…。
顔や場所から写真を探し出せるのはもちろん、類似・重複写真を識別したり、ペット写真を「猫」などのキーワード検索で見つけたりもできちゃいます。
お気に入りの写真をアルバムにまとめることもできて、なんなら共有リンクやQRコードでシェアまでできちゃうの。もう完璧なフォトクラウドじゃないですか、これ…!
もちろん、ネットワークへの攻撃を防御する保護機能や、不正侵入を試みようとするIPをブロックする機能、ファイアウォールなどのセキュリティ機能も多重に張り巡らされているので、安全面も安心できそう。
もうクラウドと変わらないじゃないですか…。クラウド、いらないじゃないですか…。
コストで比較。長期で使うならクラウドに圧勝では?
使い勝手の面では、最強クラスに理想的なことが伝わったでしょうか?
で、大事なのはクラウドより安くできるの?ってところ。計算してみました。
「UGREEN NASync DXP2800」本体はクラウドファンディングで支援を募っていて、25%OFFの早割支援額が4万1910円。たとえば2TBのHDDを2台使ってデータ保護(※) 付きで2TBのNASを組み立てたら、合計でだいたい6万2000円前後ですね。
一方、2TBをクラウドで確保しようとしたら、月額でだいたい1,500円くらいでしょうか。
年額だと1万8000円、3年6カ月目で合計課金額は6万3000円になり、コストが逆転。以降もクラウドは毎月おサイフを殴ってくるわけで…。
こう考えると初期投資すれば無課金でOK!なNASは、賢い選択では?
まぁ、クラウドは容量が少なければ課金額も少なくなるので、正確にはそこも加味する必要はありますけど、「データ is 財産」。
生きていくうちに増えることはあっても減るこたぁありませんから。
また、今回は2TB試算ですけど、8TB、12TBクラスの大容量HDDを突っ込んでもいいですし、24TB HDD2台(48TB)とM.2 SSD 2枚(16TB)で貴族の64TBのバカデカ自宅ストレージもワンチャン目指せますよ。
※「RAID 1」といって2台のHDDに同じデータを書き込むため、使える容量は搭載HDDの合計容量の半分になりますが、片方のHDDが故障してもデータ復旧が行なえます。安全!
コンパクトから大容量まで豊富なラインナップ
Image: UGREENこうして、スマホから手軽にアクセスできて、まるでクラウドな使い勝手。なおかつ継続コストも発生しないというUGREENのNAS。
自分のストレージとして使えるだけじゃなくて、家族全員で活用できるのがすごく便利で理想的ですし、必要な容量を自分で構築できる柔軟性も良し。
このストレージ、今後のスタンダードになっていくデータ保管方法なのでは?とまで思えましたね。
また、今回は家庭向けの2スロットモデルでしたけど、さまざまなニーズに対応できるように、ラインナップも豊富。
・NASync DXP2800(2スロット/最大64TB)(今回試したモデル)
・NASync DXP4800 Plus(4スロット/最大112TB)
・NASync DXP6800 Pro(6スロット/最大160TB)
物価高が進むなか、クラウドの料金は上がることがあっても下がることはないでしょう。だったら、今このうちに安心できる容量でNASを確保しちゃうのは、1つの「正解」である気がしてなりません。
この春、スマホの買い替えを検討している人も多いと思いますが、ぜひ一緒にNASを、「UGREEN NASync DXP」シリーズを。
写真も動画も、全部こいつが守ってくれますので。
Source&Image: UGREENPhoto: 小暮ひさのり