エースはどっちだ!? 人気コンパクト4ドアクーペのメルセデス・ベンツ新型「CLA」とBMW「2シリーズ グランクーペ」を選ぶ価値とは

 メルセデス・ベンツ「CLA」とBMW「2シリーズ グランクーペ」。いずれも都会派ユーザーに人気の4ドアクーペですが、スタイル、サイズ、走行性能、最新装備まで大きく個性が異なります。注目の新型CLAはすでにドイツで発表され、日本導入は今後の発表待ち。今回は、両モデルの最新情報をもとに、それぞれの魅力と違いを徹底的に比較します。

メルセデス・ベンツ「CLA」とBMW「2シリーズ グランクーペ」

 まずはボディサイズから比較してみましょう。新型CLAは、全長4723mm×全幅1855mm×全高1468mm、ホイールベース2790mmと、先代モデルよりも一回り大きくなっています。

対する新型2シリーズ グランクーペは、全長4550mm×全幅1800mm×全高1435mm、ホイールベース2670mmと、新型CLAよりもコンパクトなサイズ感を維持しています。CLAは広い室内空間と安定した走行性能を提供し、2シリーズ グランクーペは取り回しの良さと都市部での扱いやすさが魅力です。

 デザイン面では、両モデルともにブランドの個性を際立たせています。新型CLAは、メルセデス・ベンツの象徴であるスターマークをモチーフにしたヘッドライトや、イルミネーション付きラジエーターグリルなど、先進的で上質な雰囲気を演出しています。リアデザインも一新され、ダイナミックかつスポーティな印象を強めています。

 一方、2シリーズ グランクーペは、薄型になったキドニーグリルや縦バーで4灯式を現代的に表現したアダプティブLEDヘッドランプなど、より低く伸びやかな印象を強めています。ボディサイドの「2」のレターや新たな形状のテールランプも特徴的です。

 パワートレインは、両モデルともに多様な選択肢を提供しています。新型CLAは、まずEVモデルとして「CLA250+ with EQ Technology」と「CLA350 with EQ Technology」を展開しています。CLA250+は、リアにシングルモーターを搭載し、最高出力272馬力、最大トルク335Nmを発生。

 0-100km/h加速は6.7秒を記録し、航続距離は694〜792kmです。CLA350は、前後に2モーターを搭載し、システム合計354馬力、最大トルク515Nmを誇り、0-100km/h加速は4.9秒、航続距離は672〜771kmとなっています。さらに、2025年末には、1.5リッター直列4気筒ターボエンジンと電動モーターを統合した48Vマイルドハイブリッドモデルも追加予定です。

メルセデス・ベンツ「CLA」とBMW「2シリーズ グランクーペ」

 一方、2シリーズ グランクーペは、1.5リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「220グランクーペ」を展開し、システム最高出力170馬力、最大トルク280Nmを発生します。また、2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「220dグランクーペ」もラインナップし、システム最高出力163馬力、最大トルク400Nmを発生します。

 さらに、Mパフォーマンスモデルとして、2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載した「M235 xDrive」が設定され、最高出力300馬力、最大トルク400Nmを発生し、0-100km/h加速は4.9秒を記録します。すべてのモデルに7速DCTが標準装備されています。

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