フェルスタッペン&マルコ博士、1500億円の移籍話を一蹴!「新PUでも戦える」その理由とは?

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記事要約

・フェルスタッペンとマルコ博士は、フェルスタッペンが今季限りでレッドブルを離脱するとの憶測を否定した。

・フェルスタッペンはアストンマーティンとの接触を否定せず、GT3プロジェクトについての話し合いがあったと明かしたが、F1に関しては何もないと語った。

・マルコ博士は、レッドブルの2026年の新パワーユニット計画について「大きな不利はない」と自信を見せ、チームは5連覇を目指していると強調した。

マックス・フェルスタッペンとレッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、フェルスタッペンが今シーズン限りでレッドブルを離脱する可能性を否定した。

■フェルスタッペン「1500億円はすごい額だね(笑)」

最近、イギリスの新聞が「アストンマーティンがフェルスタッペンに10億ドル(約1500億円)規模の契約を用意している」と報じたことを受け、フェルスタッペンは「すごい額だね」と笑いながら反応。「この記事を読んだとき、初めてそんな話を聞いたよ」と驚きを見せた。

しかし、アストンマーティンとの接触について完全には否定せず、「今年のGT3について話しただけ」とコメント。「それだけで他に何もないよ。ドライブするつもりはないけど、僕は今年、自分のチームを立ち上げる予定だから、いろいろ準備が必要なんだ」と語った。

■マルコ博士、0.2秒差なら何とかなる

一方、マルコ博士もオーストリアの『Osterreich』紙に対し、「マックスの契約にはパフォーマンス条項があるが、エンジン(レッドブルの2026年からの新パワーユニット)に関しては、それほど不利ではないと仮定しましょう。コンマ1、2秒の差は、マックスなら埋められます」とし、チームの競争力を維持できると語った。

■ベッテル超えの5連覇目指す

アストンマーティンでは、エイドリアン・ニューウェイが3月初めから働き始めるが、フェルスタッペンが仮にアストンマーティンへ移籍した場合、自身も同行するかという質問には「それは全くの憶測です」と一蹴。「我々は(セバスチャン・)ベッテルのときに成し遂げられなかったタイトル5連覇を目指しています。それに集中するだけです」と強調した。

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