「遠藤航、控え選手の完璧なお手本」リヴァプール優勝に貢献の日本代表MFを現地記者が絶賛!

【欧州・海外サッカー ニュース】リヴァプールは、今季のプレミアリーグを制覇した。

リヴァプールのプレミアリーグ制覇に貢献した日本代表MF遠藤航について、有力メディア『The Athletic』が称賛している。

昨季は公式戦44試合に出場するなど主力として活躍した遠藤だが、アルネ・スロット監督が就任した今季はライアン・フラーフェンベルフにポジションを譲る形に。ここまでプレミアリーグで17試合に出場しているが、一度も先発はない。それでも試合終盤に“クローザー”として出場し、そのプロフェッショナルな姿勢は指揮官やファンから絶賛されていた。

そして、優勝を決めた27日のトッテナム戦(5-1)でも14分間の出場で勝利に貢献した日本代表キャプテンについて、『The Athletic』のジェームズ・ピアース記者が称賛。スロット監督のマネジメントについて触れつつ、以下のように綴っている。

「スロットはミスは許容できると繰り返し伝えてきたが、態度と努力が欠けていることは許せなかった。だからこそ、アストン・ヴィラとのアウェーゲームでダルウィン・ヌニェスの痛烈なミスが話題となった翌朝、『受け入れ難いのは、あのチャンスの後の行動だ。最も重要なのは、チャンスを逃しても構わないが、努力を怠ってはいけないということだよ』と会見で公然と批判するという異例の行動に出ている」

「ヌニェスの態度に憤慨していたスロットは、遠藤航こそが控え選手に期待するメンタリティの完璧なお手本だと考えていた。出場機会の少なさに不満を抱えているものの、この日本代表MFは限られたチャンスを最大限に活かし、途中出場で指揮官が信頼できる“クローザー”の1人となったのだ」

昨季はリーグカップ、今季はプレミアリーグ制覇を達成するなど、リヴァプール加入2シーズン連続で主要タイトルを手にした遠藤。来季以降の活躍にも期待がかかっている。

関連記事: